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2019 MLB ワールドシリーズ第6戦・第7戦 ナショナルズ初制覇
category: MLB | author: GT−40X
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     ナショナルズの2連勝で始まって、その後アストロズが3連勝で王手をかけて迎える第6戦。これまでビジターチームが全て勝つという珍しい展開となっています。それでは今季のワールドシリーズの決着を振り返っていきます。


    第6戦 アストロズ 2−7 ナショナルズ

     

     第6戦の先発はアストロズがバーランダー投手、後の無いナショナルズはストラスバーグ投手でした。

     

     試合は初回から動きます。1回表にナショナルズは先頭のターナー選手が内野安打で出塁。2番のイートン選手が手堅く送りバントでランナーを2塁に送りまずは1点を取りにいきます。3番のレンドン選手が期待に応えてライトにタイムリーを放ち先制します。

     

     しかし、アストロズも1回表にスプリンガー選手の二塁打から暴投で3塁に進むと、アルトゥーべ選手のレフトへの犠牲フライであっさりと追いつきます。そして、ブレグマン選手のレフトへの本塁打で勝ち越しに成功します。

     

     2回は両チームとも三者凡退。3回表はナショナルズは2死から1、2塁のチャンスをつくりますが得点ならず。4回は両チームとも1、2塁のチャンスを潰します。

     

     ここまで踏ん張ってきたバーランダー投手ですが、5回表に1死からイートン選手に被弾し同点とされてしまいます。更に2死からソト選手の逆転ソロホームランが飛び出し、アストロズは逆転を許します。5回裏のアストロズの攻撃、1死2、3塁のピンチをストラスバーグ投手が踏ん張って無得点で切り抜けます。

     

     7回表のナショナルズの攻撃、レンドン選手の2ランホームランが出てアストロズを突き放します。9回表にもナショナルズが2点を追加し勝負を決めます。ストラスバーグ投手は2失点で9回1死まで投げ、最後はドゥーリトル投手が締めてナショナルズが7−2で勝利し、対戦成績3−3のタイとしました。そしてワールドシリーズは第7戦までもつれ込むことになりました。

     


    第7戦 アストロズ 2−6 ナショナルズ

     

     いよいよ第7戦、決着の時を迎えます。先発はアストロズがグリンキー投手、ナショナルズは第5戦を先発回避したシャーザー投手でした。

     

     初回は両投手共に三者凡退の立ち上がり。しかし2回裏に先頭のグリエル選手のソロホームランでアストロズが先制。アストロズはその後も2死2、3塁のチャンスを迎えますが、シャーザー投手は何とか踏ん張り追加点は許しません。

     

     グリンキー投手は5回を1安打1四球でナショナルズ打線を封じ込め得点を許しません。シャーザー投手も3回と4回はスコアリングポジションにランナーを背負う苦しい投球ながら追加点を許しません。

     

     5回裏にアストロズは2死1、2塁からコレア選手のタイムリーで待望の追加点をあげます。6回もグリンキー投手の前にナショナルズ打線は三者凡退に抑えられてしまいます。

     

     流れが変わったのは7回表。ここまで素晴らしい投球を続けてきたグリンキー投手から、レンドン選手がソロホームランでナショナルズはようやく1点を返します。次のソト選手に四球を与えたところでグリンキー投手は交代となります。後を受けて登板したハリス投手からケンドリック選手が値千金の逆転2ランを放ちナショナルズは逆転に成功します。

     

     8回表にナショナルズはソト選手のタイムリーで1点を追加。更に9回表にもイートン選手の2点タイムリーで大きな追加点をあげます。ナショナルズは9回裏をハドソン投手が三者凡退で締めて第7戦を6−2で勝利し、初のワールドシリーズ制覇を成し遂げました。シリーズMVPは先発試合2戦2勝のストラスバーグ投手が選ばれました。

     


     

     今回のシリーズは最終戦までもつれ込む展開となりましたが、7試合全部ビジターチームが勝利するという珍しい展開となりました。ナショナルズは今季序盤は不調でしたが、尻上がりに調子を上げワイルドカードを勝ち取りワイルドカードゲームを制してディビジョンシリーズに進出。リーグ勝率1位だったドジャースを最終戦までもつれたディビジョンシリーズで破って勢いに乗り、リーグチャンピオンシップシリーズでカージナルス相手にスイープでリーグ優勝を決めました。そして今回のワールドシリーズでもアストロズに先に王手をかけられながらも逆転でワールドシリーズ制覇と見事な戦いぶりでした。

     

     シーズン前は打線の大黒柱だったハーパー選手がFAで移籍したことにより苦戦が予想されていましたが、ストラスバーグ投手やシャーザー投手を中心とした投手陣とレンドン選手やソト選手を中心とした野手陣が結束しての素晴らしい球団初のワールドシリーズ制覇でした。今回の記事はここまでと致します。

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