2019.11.05 Tuesday/02:35 |
スプリングボクスの戴冠 /フィギュアフランス杯 他 |
JUGEMテーマ:ラグビー
JUGEMテーマ:フィギュアスケート
JUGEMテーマ:テニス
JUGEMテーマ:F-1グランプリ
日本で開催されていた2019ラグビーW杯は日本代表の快進撃もあって大いに盛り上がり、11/2に決勝が行われて無事閉幕しました。今回はラグビーW杯の決勝戦及び3位決定戦の模様と、その他先週末に行われたスポーツイベントを振り返ります。
ラグビーW杯 南アフリカが3度目の優勝
日本で約1ヶ月にわたり開催されたラグビーW杯も残すところ3位決定戦と決勝のみとなりました。
まずは11/1に味の素スタジアムで行われた3位決定戦です。3連覇の夢が潰えたニュージーランドと南アフリカに惜しくも敗れたウェールズが対戦しました。試合はニュージーランドが6トライをあげウェールズに40−17で快勝し3位となりました。
そして決勝戦は日産スタジアムで11/2に行われました。今回の決勝ではイングランドと南アフリカが優勝を懸けて激突しました。
前半はお互いPGで得点を取り合う展開に。南アフリカが前半10分にPGで先制すると、イングランドも前半22分にPGで同点に。南アフリカは前半25分に再びPGでリードを奪いますがイングランドも前半34分に再びPGで追いつく展開に。しかしFW戦で優位に立つ南アフリカが前半38分、42分に立て続けにPGを決めて12−6として両チームトライなしで前半を終えます。
後半もPGを2本ずつ決めて6点差のまま推移します。しかし、南アフリカのFW陣がイングランドを圧迫して試合の流れは南アフリカへと傾いていきます。そして遂に後半26分に南アフリカに待望のトライが生まれ、コンバージョンも決めて点差を13点とします。更に押し気味に試合を展開する南アフリカは後半33分に勝負を決定付けるトライをあげ、コンバージョンと合わせて決定的な7点を加え差を20点として大きくイングランドをリードします。試合はこのまま終了し、南アフリカが32−12でイングランドを降し3度目のW杯優勝を成し遂げました。
南アフリカはスクラムでもイングランドを終始圧倒して試合を支配し、反則を誘発しPGで着々と加点。守りでもイングランドの攻撃をフィジカルの強さを活かした強靭な守備でノートライに封じました。FW戦で不利を強いられたイングランドは最後2トライを奪われ力尽きました。南アフリカは初戦でニュージーランドに敗戦しましたが、その後はフィジカルの強さを背景とした攻守の強さを発揮して見事に優勝まで駆け上がりました。
フィギュアスケート・フランス杯 日本勢は苦戦
フィギュアスケートのGPシリーズ第3戦のフランス杯が行われ、女子では坂本花織選手が4位、樋口新葉選手は6位、白岩優奈選手は9位に終わりました。優勝はアリョーナ・コストルナヤがSP・フリー共に1位でシニアデビュー戦を初優勝で飾りました。平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザキトワ選手を破る堂々の優勝です。これでGPシリーズは3戦連続でロシアの今季シニアデビューの新星が優勝。日本勢にとって大きな壁となりそうです。
男子は平昌五輪銀メダルの宇野昌磨選手がSPで4位と出遅れ、逆転を狙ったフリーでもミスを連発しまさかの8位に沈みました。優勝は世界選手権王者のネイサン・チェン選手。SP・フリー共に首位で初戦のスケートアメリカに続いて圧勝で2連勝。GPファイナル出場を決めています。今季の宇野選手は現在コーチが不在。これが影響しているのか精彩を欠いています。今回の結果でGPファイナル進出は絶望的となってしまいました。ここから立て直すことが出来るのか宇野選手の奮起を期待したいと思います。
大坂なおみ選手 負傷でWTAファイナルを棄権
女子テニスWTAファイナルに出場中だった大坂なおみ選手は、初戦のペトラ・クビトバ選手との試合後右肩の痛みを発症。次戦はアシュリー・バーティ選手との試合でしたが棄権することになりました。代役としてキキ・バーデンズ選手が出場することになりました。結局WTAファイナルは世界ランク1位のバーティ選手が優勝しました。
今季最後の試合を負傷という形で終えることになりました大坂選手ですが、肩の具合が心配されます。年が明けてすぐに全豪オープンが始まります。昨季王者として2連覇を目指すことになる大坂選手ですが、最大の武器である強烈なサーブにも大きく影響する箇所だけに今後の回復が気になるところです。
F1グランプリ第19戦アメリカGP ハミルトンが6度目のタイトル
F1グランプリ第19戦のアメリカGPがサーキット・オブ・ジ・アメリカズで11/3に行われました。決勝レースを制したのはメルセデスのバルデリ・ボッタスで今季4勝目。2位にはメルセデスのルイス・ハミルトンが入り、3位にはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが入りました。
レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは5位入賞。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは10位フィニッシュでしたが2戦連続でペナルティーの為降格して12位、ピエール・ガスリーは残り2周でリタイアし16位に終わりました。
今回の結果でハミルトンのドライバーズタイトルが確定しました。3年連続通算6度目の獲得で歴代最多のミハエル・シューマッハの通算7回にあと1に迫ることになりました。
日本で初めて行われたラグビーW杯は途中台風による試合中止のアクシデントはありましたが、海外でも賞賛を浴びる成功を収めることが出来ました。この大会を開催するにあたって尽力された全ての関係者に拍手を送りたいと思います。今回の大会でラグビーという競技の面白さを多くの日本人が触れることが出来たと思います。そしてこの大会が今後の日本ラグビーの発展の起爆剤となることを願っています。今回の記事はここまでと致します。