2020.02.15 Saturday/00:46 |
ACLグループステージ第1戦&ゼロックス杯 |
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Jリーグの新シーズンの開幕まで約1週間となりました。それに先駆けてACLのグループステージが始まりました。そして昨季のJ1リーグ戦覇者と天皇杯覇者が激突するゼロックススーパーカップ2020が行われました。これらを振り返っていきます。
ゼロックススーパーカップ2020
まずは、2/8に今シーズンの始まりを告げるゼロックススーパーカップ2020が2/8に行われました。昨季のJ1王者である横浜F・マリノスと、天皇杯を制覇したヴィッセル神戸の激突となりました。
試合はまず前半27分にイニエスタ選手が2人に囲まれながらスルーパス。これを受けたドウグラス選手が豪快にシュートを決めて神戸がまずは先制します。
しかしマリノスもすかさず反撃。前半36分に仲川選手のシュートはGKに阻まれますが、そのこぼれ球をマルコス・ジュニオール選手が頭で押し込み同点とします。
前半40分、GKとDFのパス交換の隙をついて古橋選手がボールを奪取し、無人のゴールへと流し込んで再び神戸が1点のリードを奪います。前半は神戸が1点リードで折り返しとなりました。
後半に入り、後半9分に中央への折り返しに反応した扇原選手がダイレクトシュートを放ちます。これが決まって再びマリノスが同点にします。
神戸は後半24分にイニエスタ選手のクロスのこぼれ球を拾った山口選手が、ペナルティエリア中央からシュートを決めて神戸がまたしてもリードを奪います。しかしマリノスも後半28分にエリキ選手がゴールを奪い三度同点とします。
その後は一進一退でタイムアップとなり決着はPK戦へ。両チーム2人目までは成功しますが、3人目から8人連続で失敗というまさかの展開に。7人目のマリノスのキッカーは遠藤選手。しかしこれもポストに嫌われとうとう9人連続失敗となります。神戸の7人目は山口選手。山口選手は落ち着いて決めてようやく決着。神戸がゼロックス杯初制覇となり今シーズンの最初のタイトルを獲得しました。
ACL グループステージ第1戦
ACLのグループステージに先駆けて、本選出場をかけてFC東京と鹿島アントラーズが1/28のプレーオフに臨みました。FC東京はセレスネグロスに2−0で快勝しましたが、鹿島はメルボルン・ビクトリーに0−1でまさかの敗戦。鹿島は本選出場を逃しました。
そして、ACLグループステージの第1戦が2/11、12に行われました。
まずは、グループFに入ったFC東京は蔚山とアウェーでの対戦となりました。後半19分にディエゴ・オリベヴェイラ選手のゴールで先制しますが、後半37分に相手のFKからオウンゴールで同点となってしまいます。試合はこのまま終了し、引き分けで勝ち点1を獲得となりました。
グループGに入ったヴィッセル神戸はジョホールダルルタクジムとホームでの対戦。イニエスタ選手のパスが冴え、小川選手がハットトリックを達成するなど神戸が5得点を奪い5−1で大勝しました。初のACLとなる神戸でしたが初陣は上々のスタートとなりました。
グループHに入った横浜F・マリノスはアウェーで全北現代との対戦。前半に2点を奪い試合を有利に進めたマリノスは、後半に1点を返されるもののこのまま逃げ切り2−1でまずは初戦を白星で発進となりました。アウェーでの勝利ということもありこちらも上々のスタートとなりました。
今回は鹿島がプレーオフで敗退したためJリーグ勢は3チームとなります。昨季は浦和レッズが決勝まで残りましたが敗戦を喫し惜しくも優勝を逃しました。今季はここ数年出場していたチームではなく新鮮な顔ぶれとなりました。アジアでの戦いという意味では経験は少ないですが、どのような戦いを展開してくれるのか非常に楽しみではあります。まずはグループリーグ突破を目指し3チームとも頑張ってほしいと思います。
今週末はルヴァン杯のグループステージ第1戦が行われ、来週はいよいよJ1のリーグ戦が開幕です。東京五輪が行われるため1か月の中断期間がある変則日程となります。昨季の覇者であるマリノスが連覇を果たすことができるのか、それともわずかの差で涙を飲んだFC東京や鹿島や川崎といった実力のあるチームが阻止するのか。天皇杯で初のビッグタイトルを獲得し、ゼロックス杯も制した神戸の躍進にも期待したいところです。今季はどのような展開となるのか非常に楽しみにしています。今回の記事はここまでと致します。