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イチロー氏を振り返るΑICHIRO MLBを震撼させる
category: プロ野球 | author: GT−40X
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    JUGEMテーマ:プロ野球全般

     

     2000年にポスティングシステムによるMLB移籍が実現することになったイチロー氏は、日本のプロ野球で数々の素晴らしい記録を残してアメリカへと旅立つことになりました。今回はその初年度となる2001年を振り返っていきたいと思います。

     オリックスブルーウェーブが制度として出来たばかりのポスティングシステムを申請してイチロー氏の獲得を希望するMLBの球団からの入札が行われました。今の制度と違い、この頃はこの入札で最高額を提示した球団が独占交渉権を獲得することができるというものでした。

     

     そして2000年11月10日、入札の結果シアトル・マリナーズが1300万ドル余りを提示してイチロー氏の独占交渉権を獲得したことが発表されました。そして契約合意に至って11月30日に3年総額1400万ドルで正式契約となり、日本人野手初のメジャーリーガーが誕生しました。背番号は日本時代と同じく「51」。マリナーズではかつて在籍していたあのランディ・ジョンソン氏がつけていた番号でした。

     

     会見でのイチロー氏は憧れのMLB、しかも意中の球団であったマリナーズへの移籍ということで興奮を隠しきれない様子でした。当時のイチロー氏は過去のマスコミに対する不信感もあって、マスコミに語ることは少なくなっており取材にも淡々とした態度で受ける感じだったのでこの時は待望のMLB挑戦が決まって本当に嬉しかったのだと思います。

     

     そして翌年、マリナーズのスプリングトレーニングに合流していよいイチロー氏のMLBでのキャリアがスタートします。当時のマリナーズの監督はルー・ピネラ氏。チームは主砲であったアレックス・ロドリゲス氏がFAで移籍し、マリナーズ生え抜きでありチームリーダーである指名打者のエドガー・マルティネス氏、首位打者を獲得したことのあるジョン・オルルド氏らを中心とする打撃陣と、フレディ・ガルシア氏をはじめとする強力な先発陣、クローザーとして前年にマリナーズに移籍していた日本人メジャーリーガーの”大魔神”佐々木主浩氏が主なメンバーでした。

     

     監督のピネラ氏はイチロー氏を当初は2割8分から3割ぐらい打って25から30盗塁ほどしてくれれば十分だと考えており、過剰な期待はかけていなかったようです。当時は日米の識者の間でもイチロー氏の活躍に懐疑的な見方が多い時代でした。その頃のMLBは筋肉増強剤が禁止ではなく、パワーヒッター全盛の時代でした。筋肉隆々の大男が並ぶ中、日本時代にいかに圧倒的な数字を残していたイチロー氏であっても体力的な面で苦労するのではないかという大方の見解でありました。

     

     スプリングトレーニングを順調に過ごし、オープン戦を経てついに2001年4月2日、マリナーズの本拠地のセーフコ・フィールド(現T-モバイル・パーク)での開幕戦であるオークランド・アスレチックス戦に1番・ライトで先発出場し、MLBデビューを果たします。この試合の第4打席でセンター前ヒットを記録しMLB初安打をマーク。その後第5打席でもセーフティバントを決めて5打数2安打のマルチヒットをマーク。チームも9回をクローザーの佐々木氏が締めて5−4で勝利し、イチロー氏の初陣を飾りました。

     

     そして、マリナーズは開幕ダッシュに成功します。そして、イチロー氏を全米で一躍有名にしたプレーが飛び出します。2001年4月11日の敵地オークランドでのアスレチックス戦でライト前ヒットで3塁へと進塁しようとしたランナーをイチロー氏は矢のような送球で見事にアウトにします。低い球筋で正確にノーバウンドで三塁手に到達した送球を見て、実況者がその送球を「レーザービーム」と言ったのが由来となり、この試合以降イチロー氏の送球は「レーザービーム」と呼ばれ相手チームの脅威となります。

     

     前述の肩の強さに加えて後に「エリア51」と称される広い守備範囲、走っては内野手を慌てさせるスピードと成功率の高い盗塁技術、打っては芸術的なバットコントロールで安打を量産するイチロー氏が現地のMLBのファンを虜にするのに時間はかかりませんでした。前半戦の活躍ぶりでオールスターゲームの外野手部門でファン投票で337万票を獲得して選出される快挙を成し遂げます。パワーヒッター全盛であったMLBにおいて、スピードと技術の高さで魅せるイチロー氏のスタイルがファンに受け入れられたのです。

     

     イチロー氏はこの後も快調に打ち続け、それに引っ張られるようにマリナーズも地区首位を独走します。この年のレギュラーシーズンをマリナーズはMLB記録タイとなるシーズン116勝をあげて地区優勝。プレーオフに駒を進めます。プレーオフではディビジョン・シリーズではインディアンスを下したものの、リーグチャンピオンシップ・シリーズでヤンキースに敗れてワールドシリーズには進出できませんでした。

     

     イチロー氏はレギュラーシーズンを打率.350・8本塁打・69打点・59盗塁で首位打者と盗塁王を獲得。シーズン242安打ははMLBの新人史上最多記録となりました。そしてシルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞も獲得し、MLB史上二人目となる新人王に加えてシーズンMVPも獲得する快挙を成し遂げます。

     

     日本やアメリカのMLBでの活躍を疑問視していた人達を完全に黙らせる活躍ぶりを見せたイチロー氏。MLB1年目でのこの活躍ぶりは大きなインパクトを残しました。私個人も想像を上回る活躍に非常に興奮したのを覚えています。こうしてあまりにも素晴らしい活躍と強烈な印象を残したイチロー氏のMLB1年目のシーズンは終了しました。そしてこの後、イチロー氏は更なる大記録を打ち立てることとなるのですが、それは次回以降の記事で触れていきたいと思います。今回の記事はここまでと致します。

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