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イチロー氏を振り返る  10年連続シーズン200安打達成
category: プロ野球 | author: GT−40X
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    JUGEMテーマ:プロ野球全般

     

     WBCの激闘のあと、イチロー氏はシアトル・マリナーズに合流します。WBC連覇の代償としてそこで思いがけない事態が起こるのです。それでは今回は2009年シーズンと2010年シーズンを振り返っていきたいと思います。

     

     

     マリナーズのチーム内は前々回の記事でも触れたとおり様々な問題を抱えていました。特に今やチームの顔というべき選手となったイチロー氏と他のチームメイトとの関係悪化が地元紙等で報道されたりといったこともありました。

     

     そんな中、マリナーズにかつてのチームの顔でありスーパースターのケン・グリフィーJr.氏が復帰することになりました。イチロー氏の憧れの選手でもあり、この頃は選手生活の晩年で衰えはありましたがとなりましたイチロー氏にとっても心強い選手の加入となりました。その他この年からマイク・スウィニー氏という頼りになるベテランも加入しました。そして監督にはドン・ワカマツ氏が就任し、前年からGMに就任したジャック・ズレンシック氏の下、ビル・バベシGM体制下で低迷を続けた時代からの巻き返しを図ることになりました。

     

     WBCを終えてチームに合流したイチロー氏ですが、WBCの激闘の影響からか体調に異変が起こります。精密検査の結果は胃潰瘍でイチロー氏はMLBデビュー後初めて故障者リストに入ることとなり、開幕戦を欠場することとなりました。WBC連覇のプレッシャーと自身の大会中の不調からくるストレスが原因だったのでしょうか。

     

     そして、体調が戻りようやく4月15日にチームに復帰してイチロー氏の2009年シーズンが始まりました。復帰戦となったこの試合には日米通算ながらあと2本に迫っていた通算安打の日本記録保持者である張本勲氏が観戦に訪れ、イチロー氏を激励しました。その張本氏が見守るなか、イチロー氏は張本氏の期待に応える活躍をみせます。

     

     この試合の第2打席でセンター前にヒットを放ち張本氏の記録に王手をかけます。そして迎えた第5打席が7回1死満塁の場面で回ってきます。そして6球目をライトスタンドに叩き込み満塁本塁打という形で張本氏の目の前で同氏の記録に並びました。この日は5打数2安打で復帰戦をマルチヒットで飾りました。

     

     そして翌日の4月16日の試合で前日に引き続き見守る張本氏の目の前で、第2打席に日米通算ながら張本氏の記録を更新する日米通算3086安打を達成しました。球場でもそのことが伝えられ観客から祝福されました。また、その後張本氏もスクリーンに映し出され同様にスタンディングオーベーションが起こりました。張本氏はイチロー氏に対して「自分の記録を抜くのはお前だ」と常々激励していたそうです。イチロー氏の記録達成時の時の張本氏の嬉しそうな顔が印象的でした。

     

     この年のマリナーズは序盤から健闘を見せ、復帰したイチロー氏も打撃好調をキープします。試合前のチーム練習中も笑顔が見られるなどイチロー氏もチームもいい雰囲気となっていました。これにはケン・グリフィーJr.氏やスウィニー氏の存在が大きかったようです。グリフィー氏がイチロー氏をいじることで、昨年までの重苦しい雰囲気は無くなりチームの快調さにつながっていたようです。イチロー氏も開幕を出遅れた分を取り返すかのように打ちまくりました。

     

     そして、オールスターゲームにも外野手部門2位で選出されて9年連続の出場を決めます。この年はどの月も安定して打ち続け、すべての月で月間打率3割以上を記録しました。9月6日にはMLB通算2000本安打を達成。9シーズン目での達成はMLB史上最速で、1402試合目の達成は史上2番目となるスピード記録となりました。更に9月13日にはシーズン200安打に到達し、ウィリー・キーラー氏の持つ8年連続を抜く9年連続のシーズン200安打を達成しました。実に108年ぶりとなる記録更新となりました。

     

     この年のマリナーズはまたしてもプレーオフ進出はならなかったものの、85勝77敗と前年から比べると大健闘と言える数字を残しました。若きエースであるフェリックス・ヘルナンデスが19勝をあげて球団初となる最多勝利のタイトルを獲得し、投の大黒柱へと成長しました。イチロー氏も首位打者こそ逃したもののMLBで4度目となる3割5分越えとなる打率.352をマーク。11本塁打・46打点・26盗塁をマークし、シーズン安打数は225本。9年連続となるゴールドグラブ賞と3度目となるシルバースラッガー賞を獲得しました。

     

     そして翌2010年を迎えて、マリナーズはMLB屈指の好投手であるクリフ・リー氏や俊足巧打のショーン・フィギンス氏を獲得。主軸の一人であったエイドリアン・ベルトレ氏はチームを去りましたが昨季の更に上を目指すべくチームも補強に努めました。しかし、開幕後に待っていたのはチームの大不振でした。イチロー氏自身は安定した成績を残しましたが、その他の選手達の不振もありチームは低迷。早々にプレーオフの望みが無くなります。そして6月にはケン・グリフィーJr.氏がシーズン中に突如現役引退を発表。ドン・ワカマツ監督は低迷の責任を取って辞任し、今季せっかく獲得したクリフ・リー氏をトレードで放出するなど、チーム首脳は今後の再建に向けての動きを見せます。

     

     そんなチームの混乱の中でも黙々とプレーし続けるイチロー氏。オールスターゲームにも選出されて10年連続出場を果たします。そしてシーズン200安打が目前に迫ってきました。そして9月23日に自身の記録を更新する10年連続シーズン200安打を達成しました。マリナーズはまたしても100敗以上を喫する屈辱的なシーズンとなってしまいましたが、イチロー氏自身は打率.315・6本塁打・42打点・43盗塁で214安打を放ち、ゴールドグラブ賞を10年連続で獲得することが出来ました。若きエースのフェルナンデス投手も最優秀防御率のタイトルを獲得し、サイ・ヤング賞も受賞。打のイチロー氏と共にチームの看板選手へと成長しました。そしてイチロー氏とフェルナンデス投手が再建モードとなったチームの中心として期待されることとなります。

     

     この年イチロー氏は37歳となります。チームでも一番のベテラン選手となり、年齢的には野球選手として晩年に入ろうかという年齢となりました。そしてこれまでシーズン最多安打や10年連続シーズン200安打といった大記録を達成し、衰え知らずといった感じであったイチロー氏にも着実に衰えが迫ってきていました。そしてチームはイチロー氏がデビューした2001年以来プレーオフに進出すらできない状況で、中心選手であるイチロー氏に対しても風当たりが徐々にきつくなってきていました。再建中のチームの中で奮闘するイチロー氏の2011年以降のシーズンは次回の記事で触れたいと思います。今回の記事はここまでと致します。

     

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