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イチロー氏を振り返る 思わぬ不調と苦悩、そして決断の時   
category: プロ野球 | author: GT−40X
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    JUGEMテーマ:プロ野球全般

     

     10年連続シーズン200安打という偉業を達成したイチロー氏でしたが、マリナーズは低迷していたためフランチャイズ・プレイヤーとしての評価は厳しいものでした。チームの低迷の責任はイチロー氏にあるといった論調で批判も少なからず見られるようになります。再建中のチームで周りは一世代違う若い選手ばかりとなり、チームの顔として彼らを導いていくことも求められるようになります。やがてイチロー氏は大きな決断を迫られることとなります。

     2011年のシーズンは新たにエリック・ウェッジ氏が監督に就任し、マリナーズは長く続く低迷から脱出するべく新たなスタートを切ることになりました。若手選手を抜擢して彼らの成長を待つ方針で、イチロー氏にはチームの顔として、彼らの成長の支えであり良き手本としての役割を求められることになります。そして2011年のシーズンがスタートしました。

     

     イチロー氏は4月は好調なスタートを切ったものの、例年好調であった5月に極度の不振に陥ります。この月の月間打率は.210に終わり、かつてのイチロー氏からすれば信じられないほどの不調ぶりでした。6月15日にMLB通算400盗塁を達成しますが相変わらず不振が続き、打率は3割に届かず周囲もイチロー氏の異変にざわめき始めます。

     

     10年連続で出場していたオールスターゲームにも落選し、連続出場が途切れてしまいました。マリナーズも昨年同様に成績は振るわず地区の最下位に低迷します。頼みのイチロー氏も5月以降月間打率は3割を一度も超えることはなく、MLBデビュー以来初めて打率3割を切ってしまいます。最終的に打率は.272で、5本塁打・47打点・40盗塁で安打数は184本に終わりでMLBデビュー以来10年連続で続けていたシーズン200安打もここで途切れてしまいました。またゴールドグラブ賞も選外となってしまいこちらも10年連続で途切れてしまいます。

     

     極度の不振のシーズンに周りは「年齢による衰え」と言った声が聞かれるようになりました。不振の理由に様々な推測がなされることとなります。そして2012年でイチロー氏とマリナーズの間の契約が終了するという状況で球団、イチロー氏双方が難しい決断を迫られる状況となっていました。周りでは衰えを見せるイチロー氏の放出論も囁かれるようになりました。

     

     そして2012年を迎えることとなります。ウェッジ監督はイチロー氏に3番を打たせることを表明し、イチロー氏もスプリングトレーニング中にノーステップ打法を試すなど、昨季の不振から脱出すべく試行錯誤を図ります。チームには新たに岩隈久志投手と川崎宗則選手が加わりました。岩隈投手は第2回WBCで一緒に戦った経験があり、川崎選手も第1回・第2回のWBCで共に戦った仲であります。特に川崎選手はイチロー氏を普段から慕っており、一緒のチームでプレーしたいという夢をかなえるべく、マイナー契約という不利な条件でありながら入団してきました。そして見事に開幕メジャー枠を勝ち取ります。

     

     この年の開幕戦はオークランド・アスレチックスと日本で開幕戦を行うことになっていました。日本で人気・知名度抜群のイチロー氏は一挙一動が注目されることとなります。生で見る機会の少ないイチロー氏のMLBでのプレーに大きな注目が集まりました。

     

     3月28日の開幕戦に3番・ライトで出場して5打数4安打の活躍を見せ、マリナーズも延長戦の末勝利を収めます。そして、4月10日にはこの年からテキサス・レンジャーズに移籍したダルビッシュ有投手と注目の初対決を果たしました。MLBデビュー戦という緊張からか制球に苦しむダルビッシュ投手に対して、イチロー氏は貫禄を見せつけるかのように3安打を放ちました。4月は快調で昨季の不振から復調するかと思われましたが、徐々に成績は下降線となり、昨季同様不調に苦しむようになります。3番だった打順も6月以降は1番や2番に変更されますが、復調の気配は見られません。2年連続の不調でチーム周辺からはイチロー放出論が大きく取り上げられるようになり、7月のフラグシップ・ディールの締め切りまでに球団・イチロー氏双方ともどう動くか注目されるようになります。

     

     この年が契約最終年であることと、ここ2シーズンほど打撃不調とはいえ、守備は一流で走力も健在であり環境が変われば復調する可能性もあるということで、優勝が狙えるチームが補強で獲得に動く可能性がありました。また、マリナーズとしてはイチロー氏がチームの象徴的な存在であることもあり、このままフランチャイズプレーヤーとして球団に残って現役引退のその時までプレーしてほしいという考えもありました。様々な思惑が交差する中、イチロー氏はある決断を下します。チームに残るのか、それとも移籍するのか。フラグシップ・ディールの締め切りが迫る7月23日、その決断が世間に公表されることとなります。その決断に全米中、そして日本にも衝撃が走ることとなります。この続きは次回の記事で書くこととしたいと思います。今回はこれで記事を終えたいと思います。

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