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イチロー氏を振り返る NYでの苦闘の中で
category: プロ野球 | author: GT−40X
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    JUGEMテーマ:プロ野球全般

     

     2012年オフにニューヨーク・ヤンキースと新たに2年契約を結んだイチロー氏。日本からMLBに移籍し、13年目のシーズンを迎えようとしていました。またこの年は第3回WBCが開催されることになっていましたが、前回終了時に代表引退を示唆していたイチロー氏は出場を辞退し、シーズンの準備に専念することになりました。

     ヤンキースのスプリングトレーニングはフロリダのマイアミで行われます。今まで所属していたマリナーズはアリゾナでしたのでイチロー氏にとっては初めてのフロリダでのスプリングトレーニングとなります。

     

     スプリングトレーニング中に自動車事故に遭うアクシデントがありましたが、幸いケガ等はなく無事開幕を迎えることとなります。しかし、チームの方は前年のプレーオフで負傷したデレク・ジーター氏をはじめ主力に負傷者が続出。またアレックス・ロドリゲス氏には薬物疑惑が持ち上がり、そして股関節の手術の為前半戦を欠場することとなるなど戦力的にピンチの状況となります。更にマーク・テシェイラ氏もアメリカ代表の練習中に故障離脱してしまいます。前年故障でシーズンを棒に振り、引退を1年延ばした絶対的守護神のマリアーノ・リベラ氏は復帰しましたが、野手陣は不安の残る陣容となっていました。

     

     ヤンキースは付け焼刃的にまだ契約していない実績のあるベテラン選手と次々と契約し、このピンチを乗り切ろうとします。開幕して暫くはこの補強した選手が働いて好調でしたが、徐々に失速し始めます。イチロー氏はチーム事情から様々な打順で起用されることとなり、常時出場し続けるわけでもないためなかなか調子が上がってこない状態でした。

     

     打撃不振が続くチームのなかで、6月頃から2番での起用が増えて調子が徐々に上がり始めます。しかしベテランの多いヤンキースは野手陣の故障が相次ぎ、なかなかメンバーが揃うことなく苦戦を強いられます。宿敵であるボストン・レッドソックスに遅れをとり、ゲーム差を徐々に引き離されていきます。夏にアルフォンゾ・ソリアーノ氏がトレードで復帰し、アレックス・ロドリゲス氏も薬物使用による出場停止に対して異議申し立てをして強引に復帰しますが、チームはその後も低迷。地区首位はおろか、ワイルドカードも逃して5年ぶりにプレーオフ進出を逃してしまいます。

     

     イチロー氏もソリアーノ氏が復帰したあたりから徐々に出番が減ってしまいます。そんな中8月21日には日米通算4000本安打を達成しました。9月8日にはこのシーズン20個目の盗塁を成功させて13年連続20盗塁以上を達成しました。しかし、成績は前年を下回り打率.262・7本塁打・35打点・20盗塁・136安打といった不満の残る成績となってしまいました。

     

     翌年は更に厳しいシーズンとなりました。イチロー氏はMLBでも5番目の年長者となり、すっかり大ベテランという感じになりました。出番も前年よりも少なくなり、出場しない試合も増えてきました。試合に出ることによって調子を上げていくイチロー氏にとっては出場が不規則で安定しない状況というのは非常に苦労したと思われます。しかし、イチロー氏は黙々と試合の準備のルーティンをこなして常に出番に備えます。

     

     このシーズンイチロー氏は打撃面では比較的好調で前半終了時点では3割近い打率を残すなどしていましたが、出番は相変わらず不安定でした。ジーター氏のラストシーズンとなったこのシーズンでしたがチームは2年連続でプレーオフ進出を逃してしまいます。イチロー氏は前年を上回る打率.282を残すものの、1本塁打・22打点・15盗塁・102安打と出番減少の影響でキャリア最低の数字となってしまいます。そしてヤンキースとの契約がこのシーズンを以て終了し、このオフにFAとなりました。

     

     ヤンキースでのキャリアはイチロー氏にとっては不完全燃焼といった感じがします。チームや監督の方針で仕方ないこととは言え、出場機会の不安定さが成績に影響したことも否めません。この時イチロー氏は既に40歳となり、普通なら現役引退もあり得る年齢となっていました。この頃からMLBの球団は若手重視の方針をとる球団が多くなってきており、徐々にベテラン選手にとっては新たな契約を勝ち取るのは厳しい状況となっていました。

     

     そして、イチロー氏はこの時点で日米通算ながらピート・ローズ氏の最多安打記録にあと134安打、MLB通算3000本安打にあと156安打としていました。これらの記録が達成されるのかどうかも新しい契約次第ということもあり、果たしてイチロー氏にオファーを出す球団があるのかどうか注目されていました。そして新たな契約がまとまらない中、年が明け2015年を迎えることとなります。2015年以降については次回の記事で振り返りたいと思います。今回の記事はここまでと致します。

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