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イチロー氏を振り返る MLB通算3000本安打達成
category: プロ野球 | author: GT−40X
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    JUGEMテーマ:プロ野球全般

     

     ヤンキースとの契約を終え、再びFAとなったイチロー氏。その去就が注目される中、2015年1月27日にマイアミ・マーリンズと年俸200万ドルプラス出来高の1年契約を結びました。背番号も再びお馴染みの51番に戻りました。そしてキャリアで初めてナショナル・リーグの球団に所属することになりました。

     マーリンズの当時の陣容としては、エースとして将来を嘱望されるホセ・フェルナンデス投手や本塁打王の経験もあるジャンカルロ・スタントン選手といった若きスター選手が所属。ドジャースから移籍したディー・ゴードン選手や、スタントン選手と共に若くて強力な外野陣を形成していたクリスチャン・イエリチ選手やマーセル・オズナ選手が所属する若いチームでした。特にスタントン選手・イエリチ選手・オズナ選手ががっちりと固める外野陣は将来性抜群の強力外野陣として知られていました。

     

     そんな中イチロー氏は第4の外野手としてマーリンズに加わることになりました。球団としては彼らのバックアップは勿論、彼らの成長の為の良い手本となることを期待されての獲得だと思います。ナショナル・リーグではアメリカン・リーグと違い指名打者制を採用していない為、出番が代打中心となります。代打自体はヤンキース時代にも経験していますが、ほとんどの試合で代打として出番を待つというのは初めてといっていい経験でした。

     

     出番が外野陣のレギュラーの休養日と代打といった感じで出番は不安定でしたが、前半はそこそこ打撃は好調を維持します。しかし夏場に入るころに34打席無安打といったスランプに陥るなど、慣れないリーグと不安定な出番が響きこの年は打率.229・1本塁打・21打点・11盗塁・91安打と低調に終わりました。この年の9月にはイチロー氏に憧れ慕っていたエースのフェルナンデス投手がボートで事故死するなど悲しい出来事もありました。また最終戦ではキャリアで初めて公式戦で投手としてマウンドに立つ経験もしました。

     

     マーリンズは翌2016年も契約オプションを行使してイチロー氏との契約を延長しました。この時点でピート・ローズ氏の持つ最多安打記録に日米通算ながらあと43安打、MLB通算3000本安打まであと65本に迫っていました。そして2016年のシーズンを迎え、イチロー氏は記録ラッシュとなる1年に臨むことになります。イチロー氏はMLBで2番目に年長の選手となっていました。

     

     まずは4月29日にMLB通算500盗塁を達成しました。史上38人目の記録となります。この年は打撃は好調で近年はストレートに差し込まれ気味になっていたのですが、力強く弾き返すことが多くなり往時の打撃を彷彿させる内容を見せていました。そして近年にないペースで順調に安打数を積み重ねていきます。6月2日には日米通算700盗塁を達成しました。

     

     そして、6月15日ピート・ローズ氏の記録に王手をかけた状態で迎えたイチロー氏は、敵地でのパドレス戦に1番・ライトで先発出場。第1打席に内野安打でピート・ロース氏の記録に並びます。そしてこの試合の第5打席、フェルナンド・ロドニー投手からライ

    ト線の二塁打を放ち日米通算ながらピート・ローズ氏の記録を抜く4257安打目を記録しました。この記録は後の6月25日にプロ野球における通算最多安打数の世界記録としてギネス認定されることになりました。

     

     限られた出番のなかでも打撃好調を維持し、この後も安打数を順調に積み重ねていくイチロー氏はいよいよMLB通算3000本安打達成まで秒読み段階に入ります。そして8月7日の敵地でのロッキーズ戦でその時を迎えることとなります。イチロー氏は6番・センターで先発出場。そして7回の第4打席にクリス・ルーシン投手からライトフェンスに大きな打球を放ちます。あと一歩のところでフェンスオーバーはなりませんでしたが、イチロー氏は3塁を陥れ三塁打を記録。ついにMLB通算3000本安打を達成しました。

     

     達成の瞬間、場内は観客全員がスタンディング・オーベーションでイチロー氏を讃え、ベンチからは味方選手が全員出てイチロー氏を祝福するという感動的な場面が展開されました。2001年のMLB移籍から16年目のシーズンでの達成となりました。三塁打というのが非常にイチロー氏らしく思いました。そしてベンチに戻ったイチロー氏の目から涙が流れていたように感じられる映像が印象的でした。史上30人目の達成となり、またMLBのキャリアが27歳からと年齢的にはかなり遅いスタートでの偉業達成となりました。

     

     またこの三塁打で日米通算ながら三塁打の日本記録115本を更新し1116本として歴代1位となりました。8月19日には今まで唯一安打を放った経験のなかったレッズの本拠地での試合で安打を放ち、MLB全30球団の本拠地で安打を記録することになりました。9月6日にはキャリア初の代打本塁打を記録しました。こうしてこの年は打率.291を記録。1本塁打・22打点・10盗塁・95安打とその他の数字は前年とそれほど変わらなかったものの内容は良く、マーリンズも契約オプションを行使して契約がさらに1年延長されることとなりました。

     

     こうして、記録づくめのシーズンとなった2016年シーズンを終えたイチロー氏。この頃よく50歳まで現役を続けたいといった発言をしていました。この年の活躍ぶりからイチロー氏ならやれるのではと思わせるものがありました。しかし、今を思えばこの年がイチロー氏のキャリアの集大成的なシーズンだったのではないでしょうか。特に通算安打記録については、打率に一喜一憂することなく、安打数を一本一本積み重ねてきた結果であったと思います。NPBでシーズン最多安打を記録した当時からその姿勢は常に一貫していました。

     

     こうして、金字塔を打ち立てたイチロー氏ですが彼のキャリアはもうしばらく続くことになります。次回はこの一連の記事の最後となる予定です。2017年シーズンから昨年の日本での開幕戦での電撃引退までを振り返りたいと思います。今回の記事はこれまでと致します。

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