2017.05.07 Sunday/02:26 |
格闘技界の最近のトピックス |
まずはプロレス界の最近問題になっている事についてです。
DDTに参戦中の高山善廣選手が5/4の試合中に動けなくなるアクシデント。試合後に救急搬送されました。頸髄損傷および変形性頸椎症という診断で意識ははっきりしているとのことです。最近プロレス界ではこういったアクシデントが続いています。先日も柴田勝頼選手がオカダ・カズチカ選手に挑戦したIWGPヘビー級のタイトル戦終了後に硬膜下血腫で搬送され手術を受ける事態が起きたところです。1990年代あたりから危険な技の応酬という激しい試合がトレンドになり、危険な角度で頭から落とす技が増えたような気がします。2009年には三沢光晴選手が試合中に亡くなるといった不幸な出来事もありました。格闘技にはこういったリスクはつきものではありますが、こういった事態を少なくする為にを団体も選手達もそしてファンも考えていかないといけない時期に来ているのではないでしょうか。
次はこの話題です。
ロンドン五輪ボクシングミドル級の金メダリストの村田諒太選手の初の世界戦が間近となり、懸命に調整に励んでいます。先日は同じロンドン五輪のスーパーヘビー級の金メダリストでIBF世界ヘビー級王者のアンソニー・ジョシュアが元3団体統一王者のウラジミール・クリチコ選手相手に11回TKOで防衛を果たすなど活躍を見せています。村田選手も刺激を受けているようです。5/20のWBA世界ミドル級の王座決定戦で見事にタイトル獲得を果たす村田選手の勇姿が見れることを期待したいと思います。
次はこの話題です。
かつてK−1で活躍し、3度のGP制覇を果たしたピーター・アーツ選手が母国のオランダで4/23に引退試合を行い、ノルディン・マヒーディン選手を相手に判定勝ちを収めました。当日の会場にはかつてのライバルであった、同じオランダ出身のアーネスト・ホースト氏やセーム・シュルト氏、レミー・ボンヤスキー氏も来場し、アーツ選手の引退試合を見守りました。アーツ選手は日本でもファンのために引退試合を行いたい意向があるようです。またK−1最盛期の中心選手として長く活躍してきたアーツ選手は日本で後進の育成にも力を注いでおり、これからの活動にも注目していきたいです。
最後にこの話題で締めたいと思います。
新日本プロレスが5/3に福岡でビッグマッチ「レスリングどんたく」を開催し、IWGP王者のオカダ・カズチカ選手がバットラック・ファレ選手を相手に防衛戦を行いました。巨漢のファレ選手のパワーに苦戦するも最後は必殺技のレインメーカーでピンフォール勝ち。5度目の防衛に成功しました。すっかり新日本プロレスの顔となり、中邑真輔選手の移籍後の新日本を背負って立つ存在となっています。昨年人気がブレイクしたIC王者内藤哲也選手や東京ドームで死闘を演じたケニー・オメガ選手等と共に新日本プロレスを更に盛り上げてリングの上に、プロレス界に金の雨を降らせて欲しいと思います。
今回はこれにて記事を終わりたいと思います。