2018.03.04 Sunday/01:31 |
MLB 日本人メジャーリーガーの近況 |
まずは今年から新たにメジャー入りした選手達を見ていきましょう。
今季もっとも注目されているロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手からです。MLBでも二刀流に取り組んでいる大谷選手ですが、オープン戦でも両方で出場しています。
投手としては2試合に登板。いずれも失点しましたが、3/2の試合ではアウトを全部三振で奪うなど才能の片鱗を見せています。
また、打者としては最初の出場試合で初安打と初打点をマークしました。今はまだアジャストの段階だと思いますが課題も多く、暫くはそういったものを調整、修正していく感じになると思います。
前代未聞の挑戦である二刀流で日本の時と同様の成功を収める事が出来るか非常に興味深く見ていきたいと思います。
その他、アリゾナ・ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手は2試合に登板し、いずれも失点を喫して2/28の試合では初黒星を喫しました。こちらもまだまだアジャストの段階でしょうか。とはいえ結果も欲しいところですので次回以降の登板できっちりと実力を示したいところです。
サンティアゴ・パドレスの牧田和久投手は3/1に初登板。1回2安打1失点の内容でした。しかし、下手投げ特有の独特の高めのストレートで三振を取るなど本領を発揮した場面もありました。
新たにMLB入りした3選手はまだアジャストの段階だと思いますので、結果に一喜一憂する時期では無いと思います。しっかり課題を見つけ、調整を図って開幕を迎えて欲しいと思います。
それでは、昨季引き続きMLBでプレーする日本人選手の近況です。
昨年右肩手術を行い、今季はマイナー契約で招待選手として参加しているシアトル・マリナーズの岩隈久志投手は2月末には投球練習を再開し、復活へ向けて調整中です。シーズンの5月から6月頃に復帰を目指すことになりそうです。焦らず体調を万全に戻して復帰して欲しいと思います。
ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手は2/27の初登板では2回を無安打無失点の好投を見せました。しかし、その直後にインフルエンザでダウンして2日間練習を休みました。現在は練習に復帰し、再び調整を図っています。
新天地のシカゴ・カブスに移籍したダルビッシュ有投手は3/1にオープン戦初登板が予定されていましたが、体調不良の為回避しました。深刻なものではないとのことで3/6のドジャース戦に登板が予定されています。
ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手は3/2にオープン戦初登板。1回1/3を4安打4失点と打ち込まれてしまいましたが、まだ色々課題をもって取り組んでいる段階で結果に悲観することはないと思います。5シーズン目ということでどのように調整していけばよいかは田中投手自身がよく理解していると思いますので心配しなくても大丈夫だと思います。
一部の選手に体調不良はあるものの、大きな故障等は今のところ無く、順調に来ていると思います。今年も日本人メジャーリーガー達が万全の状態で開幕を迎え、すばらしい活躍を見せてくれる事を期待したいと思います。そして未だ所属先が決まっていないイチロー選手の動向は気になる所です。所属先が決まり無事18年目のMLBでのシーズンを迎えることが出来るよう願っています。
今回の記事はここまでとしたいと思います。