2018.03.12 Monday/00:59 |
平昌五輪代表選手 五輪後も躍動 |
まずはフリースタイルスキー・男子モーグルです。
平昌五輪では11位に終わりメダルに手が届かなかった堀島行真選手。五輪後再開されたW杯の第8戦、第9戦と連勝しこれでW杯3連勝としました。いずれも平昌五輪金メダリストの絶対王者ミカエル・キングズベリー選手を抑えての堂々の勝利でした。4年後の北京五輪に向けて上々の再スタートを切りました。
次はスノーボードです。
スノーボードのUSオープンのハーフパイプの決勝が3/10に行われ、平昌五輪男子ハーフパイプ銀メダリストの平野歩夢選手が初優勝を飾りました。昨年のこの大会では着地の失敗で大怪我を負った因縁の大会でその実力を見事発揮しての優勝でした。また、2位には平昌五輪7位の片山来夢選手が入り、日本人選手のワン・ツーとなりました。
また、女子では平昌五輪6位の松本遥奈選手が3位に入りこの大会女子として初の表彰台に上りました。
続いてノルディックスキー・個人複合です。
ノルディックスキースキーW杯複合の個人第16戦で平昌五輪ノーマルヒル個人複合の銀メダリストの渡部暁斗選手が優勝し、今季W杯6勝目。通算15勝目の勝利をあげました。W杯の個人総合優勝に向けて大きな勝利です。初の個人総合優勝に向けて残りの試合も奮闘を期待したいと思います。
最後は平昌五輪で大躍進した女子スピードスケートです。
まずは、スピードスケートの世界スプリント選手権に平昌五輪女子500m金メダリスト、1000m銀メダリストの小平奈緒選手が出場。初日は500mは優勝、1000mは4位。2日目の500mも優勝して500mの連勝記録を27に伸ばしましたが続く1000mは体調不良の為に棄権。昨季に続いて総合連覇とはなりませんでした。
そして、スピードスケート世界選手権では平昌五輪で金、銀、銅の3つのメダルを獲得した高木美帆選手が出場。初日の500mでは優勝、3000mでは2位に入り総合首位に立ちます。2日目の1500mで優勝して最後の5000mで4位となり4種目合計を166.905点として世界選手権6度の優勝を誇るイレイン・ブスト選手を振り切り総合優勝の栄冠に輝きました。これは男女通じて日本人選手としては初の快挙です。スケート大国オランダのアムステルダムで行われたこの大会で地元のスターを破っての見事な総合優勝でした。
平昌五輪は終わりましたが、冬季競技のシーズンはまだ続いています。五輪後も五輪日本代表選手の活躍に注目していきたいと思います。それでは今回はこのあたりで記事を終わりたいと思います。