2018.03.26 Monday/08:54 |
先週のスポーツ 3/26版 |
まずはフィギュアスケートの世界選手権の話題からです。
世界選手権がイタリアのミラノで開催され、女子シングルでは樋口新葉選手が2位、宮原知子選手が3位に入りダブルで表彰台に上がりました。男子シングルでは宇野昌磨選手が2位に入り銀メダル。女子シングル優勝は平昌五輪銅メダリストのケイトリン・オズモンド選手、男子シングルはネイサン・チェン選手でした。また、友野一希選手が5位に入る大健闘。そしてこの結果、男子、女子共に来季の世界選手権出場枠3を獲得することが出来ました。樋口選手は五輪出場を逃した無念を晴らす見事な演技で銀メダルを獲得。女子は今後競争がますます激しくなりそうです。
次はノルディックスキーのジャンプ女子話題です。
ノルディックスキーW杯女子ジャンプ第14戦で高梨沙羅選手が今季初勝利を挙げました。そして男女を通じてW杯ジャンプの歴代最多勝利記録を抜く通算54勝目の勝利となりました。更に最終戦も勝利し55勝と記録を伸ばし連勝でシーズンを締めました。今季はマレン・ルンビ選手に圧倒されたシーズンでしたが、平昌五輪では銅メダルを獲得しました。来季以降巻き返しなるか注目されます。
続いてノルディック複合の話題です。
ノルディックスキーW杯個人複合で既に個人総合優勝を決めている渡部暁斗選手は第21戦で逆転優勝を飾り荻原健司氏の持つ日本人シーズン最多勝利記録を抜く今季7勝目、通算16勝目をあげました。更に最終戦も勝利を収め今季8勝目、通算勝利記録も17に伸ばしました。来季には荻原健司氏が持つ日本人通算最多勝利記録19勝を抜く可能性もあります。今季は五輪の金メダルこそ逃しましたが銀メダルを獲得。W杯総合優勝など素晴らしい活躍だったと思います。
続いて大相撲の結果です。
不祥事が相次ぎ揺れる角界ですが、3/25に千秋楽を迎えました。横綱鶴竜が14日目で優勝を決め、今場所1人横綱の重責を果たしました。また先場所優勝の関脇栃ノ心は10勝をあげ、来場所は大関昇格をかけた場所となりそうです。また三賞は栃ノ心が殊勲賞、敢闘賞が魁聖、技能賞が遠藤が選ばれました。2横綱が休場し、周りが騒がしい中無事終了しました。しかし不祥事が相次ぎ問題山積の角界の今後の動向が気になります。
平昌五輪が終わってからも冬季競技での日本人選手の快挙達成が続いています。シーズンは終わりますが、来季以降も注目していきたいと思います。今回の記事はここまでとしたいと思います。