2018.05.16 Wednesday/01:27 |
残念な出来事 2018 5/15 |
まずは最近大きな波紋を呼んでいるこの出来事からです。
5/6の日本大学と関西学院大学とのアメリカン・フットボールの定期戦での出来事です。日大の選手が関学大のQBの選手に対し、ボールを持っていない状況で背後からタックルを行い負傷退場させるという出来事が起きました。その後もその選手は危険な反則プレーを連発し退場となりました。
大学日本一を決める昨季の甲子園ボウルでも対戦した名門校同士の練習試合でのこの出来事は波紋を呼び、その当該選手は対外試合出場禁止となり後日追加処分が下される事になりました。また、関学大はこの件に怒り心頭で日大に厳重抗議し謝罪を要求。日大側の対応によっては定期戦を今後取りやめる事も示唆しています。
また、予定されていた法政大学、東京大学、立教大学の試合は中止となり、日大アメフット部への批判は日に日に強まっています。また、報道では指揮を採る内田監督が指示していたのではないかといったことが言われています。試合後の談話で「あれぐらいやらないと勝てない。やらせている私の責任」といった談話を残したとされているためです。
もしも監督が指示していたらとんでもないことです。日大は昨季大学日本一を27年ぶりに勝ち取りました。そのチームが行ったスポーツマンシップに反する行為。勝てるのであれば何でもしていいというのはもはやスポーツではありません。今後の為にも日本アメリカンフットボール協会や関東学生アメリカンフットボール連盟、日本大学には厳正な対応をして欲しいと思います。
次はJリーグでの出来事です。
5/2のジュビロ磐田対横浜F・マリノス戦で後半35分に磐田のギレルメ選手が2枚目のイエローカードで退場となりました。問題はその後で、ギレルメ選手は近くにいたマリノスの喜田拓也選手に蹴りをいれ、更にピッチを去る際にマリノスのスタッフにも暴行するというとんでもない行動に出ました。
ギレルメ選手に対し、Jリーグは退場による1試合の出場停止に加え6試合の出場停止の処分を課せられる事になりました。それを受けて磐田は5/15にギレルメ選手との契約を解除することを発表。ホームページ上で経緯の説明と謝罪を行いました。
暴力行為はいかなる場合でも許されることではありません。興奮していたとはいえ、応援しているファンの前でこのような行為があったことは残念でなりません。このような行為に及んだギレルメ選手には猛省を促したいところです。
最後はプロレス界の不祥事です。
女子プロレス団体WAVEの所属選手である、浜田文子選手が覚醒剤取締法違反で5/13に逮捕されていた事が判明しました。
浜田文子容疑者はメキシコ出身で父親は新日本プロレスでも活躍したグラン浜田氏。1998年にデビューし、メキシコ仕込みのルチャ殺法とパワーも兼ね備えた美女レスラーとして、アルシオン等のリングで活躍していました。
覚醒剤使用は重大な犯罪行為です。浜田容疑者は覚醒剤使用を認めており、所属団体のWAVEは契約解除の方針です。彼女の身に何があったのかは今のところ詳しい事はわかりませんが許されないことであるのは間違いないことです。父譲りのレスリングセンスを持った才能ある選手であっただけに非常に残念です。
今回は最近の残念な出来事について触れていきました。本来ならばこういった話題が無いことを願いたいものですが、今年になって色々と残念な出来事が続いています。こういった不祥事ではなく、次回以降ははもっと明るい話題をどんどん取り上げれたらと思います。今回はこのあたりで記事を終えたいと思います。