2018.06.12 Tuesday/22:03 |
W杯を占う グループリーグA、B、C |
グループA
- ウルグアイ (14位)
- エジプト (45位)
- サウジアラビア (67位)
- ロシア (70位)
開催国のロシアが入っているこのグループ。実力的にはウルグアイが一歩抜けている感じがします。ルイス・スアレス選手とエディンソン・カバーニ選手の強力2トップが健在でありこの2トップは対戦国にとって非常に脅威です。エジプトはCL決勝で負傷したモハメド・サラー選手が間に合うかどうかがポイントになりそうです。サウジアラビアは監督交代のゴタゴタがあり、実力的にも厳しいか。ロシアはFIFAランキングは一番低いですが自国開催というアドバンテージがあります。若手選手がこの大舞台でブレイクできるかが鍵となりそうです。
グループB
- ポルトガル (4位)
- スペイン (10位)
- イラン (37位)
- モロッコ (41位)
イベリア半島の隣国同士である強豪国が同居するこのグループは、やはりポルトガルとスペインが実力的に優位と思われます。2016欧州選手権優勝国のポルトガルはなんと言ってもクリスチャーノ・ロナウドに注目が集まります。不安は高齢化が進む守備陣か。スペインは前回はまさかのグループリーグ敗退。イニエスタ選手らW杯優勝時のメンバーも残っていますが、その後に台頭してきた若手がチームの中心となりつつあります。前回の屈辱を晴らせるか注目です。イラン、モロッコはこの2チームと比べると実力的には劣りますが、堅い守備で我慢して鋭いカウンターで2強に一泡吹かせて番狂わせを演じたいところです。
グループC
- フランス (7位)
- ペルー (11位)
- デンマーク (12位)
- オーストラリア (36位)
この中ではフランスがやはり実力的に一歩抜きんでています。アントワーヌ・グリーズマン選手やポール・ポグバ選手らワールドクラスの選手が各ポジションにおり、さらにキーラン・ムバッペ選手ら10代の有望な若手選手も次々と現れるなど戦力は充実しています。それを追うのがペルーとデンマーク。実力的にはフランスには劣るものの2位通過は十分狙える実力はあります。オーストラリアはファンマルワイク監督が今年1月に就任。実力的に他の3チームに劣るだけにかつてオランダを準優勝に導いた手腕がどれだけ発揮されるかがポイントとなりそうです。
次回はグループD、E、Fを見ていきます。今回の記事はここまでとしたいと思います。