2018.07.11 Wednesday/01:21 |
MLB 大谷翔平選手VS前田健太投手 |
JUGEMテーマ:MLBメジャーリーグ
大谷翔平選手が打者として復帰したのは以前の記事で書きましたが、今回は前田健太選手が所属するドジャースと対戦することになり投手対打者での対戦が実現しました。そしていよいよ田中将大投手は復帰登板となりました。
それでは、ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手とロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手とのMLB初対戦を振り返ります。
7/6の試合で先発登板した前田健太投手は初回は順調な立ち上がり。2回2死で大谷選手の初打席を迎えます。初球、2球目とファウルで追い込むと、3球目を外角低めのチェンジアップで三振に仕留め、最初の対決は前田投手に軍配が上がりました。
前田投手はこの試合快調なピッチング。味方から2点のリードをもらい4回1死にシモンズ選手に二塁打を打たれるまで完璧な内容。このピンチも切り抜け5回に入ります。
5回1死で大谷選手との2度目の対戦。この打席は4球目の内角速球に差し込まれショートフライで前田投手の勝ち。5回も三者凡退に抑えて5回まで無失点の好投を見せます。
しかし6回に捕まります。先頭から2連続安打を浴び無死1、2塁。その後2アウトを取り2死2、3塁となり、次の打者はトラウト選手。ここで申告敬遠で満塁策をとりますが、次のアップトン選手の打席でまさかのボーク。1点を失います。結局アップトン選手も歩かして満塁となったところで降板となりました。後続の投手がここを抑え勝利投手の権利を得ました。
7回の大谷選手の第3打席は三振に倒れ、ドジャースが1点リードした状態で試合は9回に。ドジャースのクローザーのジャンセン投手がマウンドに上がります。
9回2死走者無しの状況で大谷選手の第4打席。この打席ではしっかり四球を選び出塁します。ここから大谷選手は走塁で魅せます。まずは2盗を敢行。これが悪送球を誘って3塁まで進みます。そしてフレッチャー選手がレフトに7タイムリーヒットを打って同点となります。更にキンズラー選手がライト前にヒット。これを処理したプイグ選手が悪送球を犯し、フレッチャー選手が一気にホームインし、劇的なサヨナラ勝ちを収めました。
前田投手は5回2/3を投げて3安打9奪三振1失点で勝敗はつきませんでした。大谷選手は無安打でしたが、最後の打席でサヨナラを呼ぶ四球と好走塁で魅せました。
大谷選手は翌日、翌々日の試合にも出場。7/7の試合では4打数無安打に終わり、最終打席では自打球を右膝に当てて苦悶の表情を浮かべました。しかし大事をとってベンチスタートとなった7/8の試合では7回先頭で代打として登場すると、メジャー初の代打ホームランを放ち、心配を吹き飛ばしました。
前田投手は7/6の先発試合の朝に夫人が第2子を出産した事をインスタグラムで試合後報告しました。3日間の育休リスト入りした為、次の登板は7/11のパドレス戦となる予定です。
現地時間の7/10にニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が故障から復帰、この日のオリオールズ戦で約1ヶ月ぶりの先発登板となります。故障が癒えた田中投手の投球に注目したいと思います。今回の記事はここまでと致します。