2018.08.26 Sunday/02:16 |
NPB ソフトバンクが2位浮上 |
それでは8/25時点の両リーグの順位表です。
セントラル・リーグ順位表
順位 | チーム名 | 勝率 | 勝 | 負 | 分 | ゲーム差 |
1 | 広島 | .602 | 65 | 43 | 2 | M22 |
2 | 巨人 | .496 | 57 | 58 | 2 | 11.5 |
3 | ヤクルト | .491 | 53 | 55 | 1 | 12.0 |
4 | 阪神 | .467 | 49 | 56 | 1 | 14.5 |
5 | DeNA | .450 | 49 | 60 | 2 | 16.5 |
6 | 中日 | .447 | 51 | 63 | 1 |
17.0 |
パシフィック・リーグ順位表
順位 | チーム名 | 勝率 | 勝 | 負 | 分 | ゲーム差 |
1 |
西武 |
.596 | 65 | 44 | 2 | ー |
2 | ソフトバンク | .556 | 58 | 49 | 1 | 6.0 |
3 | 日本ハム | .532 | 58 | 51 | 3 |
7.0 |
4 | ロッテ | .481 | 51 | 55 | 3 | 12.5 |
5 | オリックス | .468 |
51 |
58 | 5 | 14.0 |
6 | 楽天 | .431 | 47 | 62 | 3 |
18.0 |
セ・リーグは首位広島にマジックが8/15に点灯。一旦消滅したものの8/18に再点灯し現在マジックナンバーは22となっています。広島の優勝は時間の問題となりましたので、その広島へのCSでの挑戦権を得る事ができる、3位以内を目指す争いに焦点が移ります。今の時点では巨人が2位でヤクルトが3位となっています。しかし下位の阪神、DeNA、中日にもまだチャンスは残されており、9月に入っても激しい争いとなりそうです。2位から6位まで5.5ゲーム差、DeNAと中日は厳しい差ですがまだ何が起こるかわかりません。
パ・リーグは西武が首位をキープする中、遂に前年の日本一チームのソフトバンクが日本ハムを抜いて2位に浮上。現在8連勝で特に日本ハム、西武相手に連勝してきています。遂に本命が浮上してきましたが果たして西武に追いつけるのか注目されます。勿論、3位の日本ハムにも十分チャンスはあります。4位ロッテと5位オリックスは上位からやや離され厳しい状況となってきました。首位西武が優位な状況は変わりませんが、ここに来て勢いが出てきたソフトバンクは地力があるだけに、今後の展開が大いに注目されます。
それでは、最近の球界の話題に触れていきたいと思います。
清宮幸太郎選手 1軍再昇格
8/21に1軍に再昇格を果たした日本ハムの清宮幸太郎選手は、いきなり同日のソフトバンク戦に6番・DHで先発に名を連ねました。そして1軍復帰戦の第3打席に豪快な2号本塁打を放ちました。
更に、翌日の試合でも2戦連発となる3号本塁打を含むマルチヒットをマーク。8/25の楽天戦では4号本塁打を含む5打数3安打をマーク。後二塁打を放てばサイクルヒット達成となる活躍をみせました。
再昇格後の5試合で18打数7安打、3本塁打に8打点といい活躍を見せています。打撃に関してはやはり非凡なものを感じさせる内容を見せてくれている清宮選手、残り試合は少なくなってきていますが、どのぐらいの数字を残すか非常に楽しみです。
平田良介選手 サイクルヒット達成
8/16のDeNA戦で、中日ドラゴンズの平田良介選手がサイクルヒットを達成しました。
初回の第1打席に先頭打者本塁打を放つと、2回の第2打席は2死満塁の場面で2点タイムリー2塁打を放ちます。
更に4回の第3打席にも2塁打を放つと、5回には右翼線に3塁打を放ちサイクル安打に王手をかけます。
そして、7回の第5打席にレフト前ヒットを放ってサイクルヒットを達成しました。ちなみにこの試合では同僚の高橋周平選手もサイクルに王手をかけていましたが、惜しくも達成なりませんでした。
史上68人目(通算73回目)の快挙であり、今季4人目のサイクルヒット達成者となりました。シーズン史上最多は1952年の5人が最高となります。残り試合でサイクルヒット達成者が現れるとこの記録に並ぶ事になりますが、どうなるでしょうか。
松坂大輔投手 5勝目をマーク
平田選手がサイクルヒットを達成した試合に、中日ドラゴンズの松坂大輔投手が先発しました。
味方が序盤から着実に加点して松坂投手を援護してくれたこともあり、松阪投手はランナーを出しはするものの粘りの投球で要所を押さえるピッチング。
3回にロペス選手に2ラン、6回にソト選手にソロ本塁打を浴びますが、6回を投げきって5安打3失点のQSを達成。味方の大量援護もあって、今季5勝目をあげました。
かつての豪腕ぶりは影を潜めていますが、その分豊富な経験に基づいたベテランらしい投球を見せてくれています。今季、復活を遂げた松坂投手の今後にも注目したいと思います。
名将 高嶋監督 勇退
智弁学園和歌山高校の野球部を長年指導し、甲子園春1回、夏2回の計3度の優勝に導いた名将、高嶋仁監督が8/24に同校野球部の監督を退任したことを発表しました。
史上最多の甲子園春夏通算68勝をあげ、日本ハムの西川遥輝選手ら多くのプロ野球選手を輩出しました。甲子園の名物監督は先日行われた第100回の記念大会を最後に一線を退くことを決断しました。
後任には元阪神タイガースで教え子でもある中谷仁氏が就任します。高嶋前監督は名誉監督として、智弁和歌山高校だけでなく、奈良の智弁学園高校等の指導にもかかわるとのことです。
ペナントレースも残りあと30試合程を残すのみとなり、いよいよ正念場に突入です。どのチームも最後まで諦めず最後まで頑張ってペナントレースを盛り上げてくれる事を期待したいと思います。今回の記事はここまでと致します。