2018.08.29 Wednesday/03:32 |
アジア大会 11日目まで |
タカ・マツペアは銀 バドミントン
バドミントンの日本代表の活躍を振り返ります。
まずは、女子ダブルスでは高橋礼華選手・松友美佐妃選手組と福島由紀選手・廣田彩花選手組が共に準決勝進出。福島・廣田組は準決勝で中国ペアに屈し銅メダル。高橋・松友組はインドネシアペアを降して決勝進出しました。
決勝で高橋・松友組は1ゲーム、第2ゲーム共に接戦を演じましたが中国ペアの前に屈し、惜しくも2大会連続の銀メダルとなりました。
女子シングルスでは、奥原希望選手と山口茜選手の共に準々決勝進出。奥原選手は準々決勝で世界ランク1位の戴資穎選手の前に屈しましたが、山口選手は準々決勝も突破して準決勝進出しメダルを確定しました。
山口選手は準決勝ですっかりお馴染みのプサルラ選手と対戦、敗戦して決勝進出はなりませんでしたが銅メダルを獲得しました。
男子シングルスは期待の桃田賢斗選手は3回戦で地元のギンチン選手に敗戦し姿を消しましたが、西本拳太選手が準決勝に進出。準決勝では地元のクリスティー選手と接戦の末に敗北し、決勝進出はなりませんでしたが銅メダルを獲得しました。
陸上 井上大仁選手が男子マラソン金メダル 他
陸上競技での日本代表の活躍を見ていきます。
まずはマラソンです。男子は井上大仁選手が最後のエルアバシ選手とのデッドヒートを制して優勝し金メダルを獲得しました。園田隼選手は4位。男子マラソンの金メダルは32年ぶりの快挙です。
女子マラソンは野上恵子選手が銀メダルを獲得。田中華絵選手は9となりました。
そして、十種競技では右代啓祐選手が2大会連続の金メダルを獲得。中村明彦選手も2大会連続の銅メダルを獲得しました。
そして注目は男子100m。ケンブリッチ飛鳥選手は準決勝で敗退しましたが、山縣亮太選手は決勝に進出。決勝では3位に入り銅メダル。タイムは9.997秒(記録上は10秒00)でした。
陸上競技では現在金メダル2個、銀メダル1個、銅メダルを7個獲得しています。
サッカー 男子は準決勝、女子は決勝進出
アジア大会で男子サッカーU-21日本代表は、準々決勝でU-21サウジアラビア代表と対戦。難敵サウジアラビアを2−1で撃破し、準決勝進出を決めました。
なでしこジャパンは準々決勝で北朝鮮を2−1で退けて準決勝に進出。準決勝では韓国と対戦し終始押され気味の展開でしたが、終盤に勝ち越しに成功し2−1で勝利。決勝に進出しました。
その他の競技について
今回取り上げた競技以外でも多くのメダルを獲得しています。
空手では4個の金メダル、2個の銅メダルをを獲得。東京五輪でも新たに採用される競技で日本勢の活躍が期待されています。
スポーツクライミング・ボルタリングでは複合で野口啓代選手が金メダル。男子も銀メダルと銅メダルを獲得しました。
フェンシングでは男子エペ団体と女子フルーレ団体で金メダルを獲得。その他6個の銅メダルを獲得しています。
カヌーはリオ五輪の銅メダリスト羽根田卓也選手が男子カナディアンシングルで金メダルを獲得。女子でもカヤックシングルで矢沢亜季選手が金メダルを獲得しました。また足立和也選手がカヤックシングルで銀メダルを獲得しています。
この他の競技でも日本代表は活躍を見せて、現在金43、銀38、銅61の計142個のメダルを獲得しています。国別での獲得数は中国に次ぐ2位となっています。
本日からは柔道も始まります。残り5日間、日本代表選手の奮闘を期待したいと思います。今回の記事はここまでと致します。