2018.10.09 Tuesday/00:44 |
井上尚弥選手 衝撃の1RKO 他 |
井上尚弥選手、圧巻の1ラウンドKO
プロボクシング・トリプル世界タイトルマッチが10/7に横浜アリーナで開催されました。
まずはWBC世界ライトフライ級王者の拳四朗選手が、元IBF世界ライトフライ級王者であの八重樫東選手を倒した難敵のミラン・メリンド選手を挑戦者に迎え4度目の防衛戦を行いました。
序盤から主導権を握る戦いぶりで、6回に相手の左目上をカットして迎えた7回、左目上の傷をドクターがチェックして試合続行不可能と判断、レフェリーストップで拳四朗選手のTKO勝ちとなり4度目の防衛に成功しました。
そして、WBSSのスーパーライト級1回戦として行われたWBA世界スーパーライト級タイトルマッチは王者のキリル・レリク選手が挑戦者のエドゥアルド・トロヤノフスキー選手を3−0の判定で破り防衛に成功。準決勝進出しました。
注目の1戦であるWBSSのバンダム級1回戦はWBA世界バンダム級王者の井上尚弥選手が登場。挑戦者は元WBAスーパー王者のファンカルロス・パヤノ選手。井上選手がどのような試合を見せてくれるのか注目が集まります。
試合は開始わずか1ラウンドで衝撃の展開を迎えます。井上選手がパヤノ選手の顔面に左ジャブから右ストレートのワンツーを決めると、パヤノ選手はもんどり打って倒れます。パヤノ選手は立ちあがることができず、そのまま井上選手が1分10秒でKO勝ちという衝撃的な勝利で防衛に成功、準決勝進出を決めました。
それにしても井上選手の強さは驚異的です。今回の圧倒的な勝利は、井上選手がこのトーナメントの本命である事を世界に十分に示せたと思います。準決勝も非常に楽しみであります。
大迫傑選手 日本人初の2時間5分台へ
10/7に行われたシカゴマラソンで大迫傑選手が2時間5分50秒で3位に入りました。今年2月に設楽悠太選手が東京マラソンでマークした2時間6分11秒の日本記録を更新。報奨金1億円を獲得しました。
世界記録は2時間1分台でまだまだ開きがあるとはいえ、日本人初の2時間5分台の記録は素晴らしいと思います。大迫選手は今回が3度目のマラソンで、ボストンマラソンでは3位、福岡国際でも日本人1位で全体3位といずれも好成績をマークしています。3000mと5000mでも日本記録を保持しており、今後も活躍が期待されます。
東京マラソンでの活躍が期待される大迫選手の今後の動向にも注目していきたいと思います。
F1日本GP トロロッソ・ホンダポイントゲットならず
10/7にお馴染みの鈴鹿サーキットで行われたF1・日本GPの決勝は、メルセデスのルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィンで今季9勝目をあげました。これでドライバーズポイントでも2位のセバスチャン・ベッテルとの点差を67点に広げ、王座獲得に大きく前進しました。2位にはメルセデスのバルデリ・ボッタス、3位にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンがはいりました。
予選でブランドン・ハートレーが6番グリッド、ピエール・ガスリーが7番グリッドを獲得し、決勝の活躍が期待されたトロロッソ・ホンダでしたが、ガスリーがポイント獲得寸前で抜かれて11位、ハートレーが13位となり、無念のノーポイントとなってしまいました。
次回では、今回取り上げなかったスポーツの話題を取り上げていきたいと思います。今回の記事はここまでと致します。