2018.11.15 Thursday/00:57 |
MLB 大谷翔平選手 新人王獲得 |
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今季からMLBのロサンゼルス・エンゼルスに移籍し、初のシーズンに臨んだ大谷翔平選手。メジャーでも異例の「二刀流」での挑戦となりましたが、投打で大きなインパクトを残しました。
まずは今季の大谷翔平選手の成績について振り返ります。
投手としては10試合に登板。4勝2敗、防御率3.31の成績を残しました。シーズン途中で右肘の故障があってシーズン途中からは登板することが出来ませんでしたが、十分に投手としてのポテンシャルの高さを見せてくれました。今オフにはトミー・ジョン手術を受けて来季はリハビリとなりますが、再びメジャーのマウンドに立つ日が楽しみです。
そして、打者としての成績は打率.285、本塁打22本、打点61、盗塁10の成績を残しました。本塁打22本は日本人メジャーの新人時の最多記録となります。すごいのはこの記録を367打席で達成していることです。前の記録保持者である城島健司氏等は500打席以上立っての記録であり、大谷選手は圧倒的に少ない打席で新記録を達成したことになります。これは正直私の予想をはるかに越えました。来季は打者に専念することになりそうで、今からどのくらいの数字を残すのか非常に楽しみです。
そして現地時間の11/12にMLBの新人王が発表されました。ナショナル・リーグは現在日米野球で来日中のロナルド・アクーニャ選手(アトランタ・ブレーブス)が獲得しました。
そして注目のアメリカン・リーグの新人王は大谷翔平選手が選ばれました。イチロー選手以来17年ぶりの快挙です。日本人メジャーリーガーとしては、1995年の野茂英雄氏、2000年の佐々木主浩氏、2001年のイチロー選手に続いて4人目となります。
シーズンの成績ではミゲル・アンドゥーハー選手(ニューヨーク・ヤンキース)等が上回っていましたが、やはり「二刀流」のインパクトと、その両方で高いポテンシャルを感じさせる活躍を見せたことが大きく評価されたのだと思います。
思えば、日本ハムに入団した直後も「二刀流」を無謀だと批判する人達が結構いましたが、結果を出してその声を封じこめ、MLBでもまた、「二刀流」で評価を高めている大谷選手は凄いの一言です。今後どこまで「二刀流」でやっていけるのか見てみたいと思います。まさに野球界の常識を覆す活躍を見せ続けている大谷選手。暫くは手術のリハビリで投手の方はお休みとなりますが、再び「二刀流」でMLBの舞台で大暴れする日が来るのを待ちたいと思います。