![]() |
2018.12.05 Wednesday/02:27 | ![]() |
欧州サッカー モドリッチ選手バロンドール獲得 他 |
ルカ・モドリッチ選手 初のバロンドール
フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」選定の2018年のバロンドール(最優秀選手賞)にルカ・モドリッチ選手が選ばれました。
モドリッチ選手はクラブでは所属するレアル・マドリッドのUEFAチャンピオンズリーグ3連覇に大きく貢献。ロシアW杯では母国のクロアチアの主将としての初の決勝進出の立役者となり、W杯MVPを獲得する活躍を見せました。
UEFA年間最優秀選手、FIFA年間最優秀選手を受賞し、今回更なる栄誉を手に入れました。過去10年はクリスチャーノ・ロナウド選手とリオネル・メッシ選手が5回ずつ分け合っていた同賞を11年ぶりに他の選手が獲得する事になりました。勿論モドリッチ選手は今回初受賞となりました。
今年12月のクラブW杯2018にもレアル・マドリッドは勿論出場します。レアルのクラブW杯3連覇のかかるこの大会でもモドリッチ選手の活躍を期待しています。
UEFAチャンピオンズリーグ 続々と決勝トーナメント進出チームが決定
UEFAチャンピオンズリーグのグループリーグは第5節まで終了し、決勝トーナメント進出を決めたチームが出てきています。
グループAはアトレティコ・マドリッドとボルシア・ドルトムントが進出を決めています。グループBはFCバルセロナが首位通過。トッテナムとインテルが残る一つの枠を争います。
グループCはナポリ、パリSG、リヴァプールの3つ巴。3位のリヴァプールは一番不利な立場ですが、最終節のナポリとの直接対決の結果にかけます。グループDはFCポルトとシャルケが進出を決めています。
グループEはバイエルン・ミュンヘンとアヤックスが進出決定。グループFはマンチェスター・シティが進出を決めています。あとはリヨンとシャフタル・ドネツクの争いで最終節の直接対決で雌雄を決します。
グループGはレアル・マドリッドとASローマが進出を決めています。グループHはユヴェントスとマンチェスター・ユナイテッドが進出を決めています。
まだ決勝トーナメント進出が決定していないグループはB,C、Fです。進出チームが全て決定する最終節の戦いが注目されます。
初開催のUEFAネーションズリーグ 準決勝進出国決定
今年初開催のUEFAネーションズリーグが9月から行われていましたが、各リーグの最終節が11/20に行われ、決勝トーナメント進出国及び昇格・降格チームが決定しました。
6月に行われる決勝トーナメントに進出するのはAリーグの各グループ首位の国で今回はオランダ、スイス、ポルトガル、イングランドの4カ国がグループ首位となり決勝トーナメント進出となりました。
12/3の組合せ抽選会で準決勝の組合せはポルトガル対スイス、オランダ対イングランドに決定しました。
また、昇格・降格は次の通り
昇格 B→A ウクライナ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、デンマーク、スウェーデン
C→B スコットランド、フィンランド、ノルウェー、セルビア
D→C ジョージア、ベラルーシ、コソボ、マケドニア
降格 A→B ドイツ、クロアチア、アイスランド、ポーランド
B→C スロバキア、トルコ、北アイルランド、アイルランド
C→D エストニア、スロベニア、キプロス、リトアニア
各リーグのグループ首位のチームにはEURO2020のプレーオフ進出権が与えられます。
オランダは国際舞台で久々の好結果を残し決勝トーナメント進出。フランスとドイツと同居したグループで首位は復活を予感させます。一方で心配なのがドイツ。W杯でまさかの予選グループ敗退に続き、Bリーグに降格と悪い流れが続いています。立て直す事が出来るのでしょうか。
EURO2020 予選グループ組合せ決定
そして、12/2にEURO2020の予選の組合せ抽選が行われました。
今回の組合せで注目はグループC。ネーションズリーグで同グループであったオランダとドイツがまたしても同居することになりました。復活の兆しを見せるオランダと最近不調のドイツとの対戦はこの予選でももっとも注目されます。
W杯優勝のフランスはグループHでアイスランドやトルコ等と対戦することになりました。前回優勝のポルトガルはグループBでウクライナやセルビア等と対戦します。
グループ上位2位までにEURO2020の出場権が与えられます。残り4チームはネーションズリーグの結果に基づきプレーオフ進出チームを決定しプレーオフを開催して決定します。説明が少々難しいのでこちらの記事を参考にして下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/UEFA_EURO_2020%E4%BA%88%E9%81%B8
今回の欧州選手権は本大会が12カ国の12都市で開催されたり、予選のプレーオフに今年から創設されたネーションズリーグの結果を反映させるなど新たな試みを取り入れています。注目の予選は来年の3月から始まります。
今回の記事はここまでと致します。各国の欧州リーグで活躍する日本人選手の話題はまた次の機会に触れていきたいと思います。順調に活躍している選手もいれば、出場機会を得られず苦悩のシーズンを過ごしている選手もいたりと選手によって明暗が分かれていますが、どの選手も今後の奮闘を期待したいところです。