2018.12.30 Sunday/01:33 |
NPB 年棒ランキング |
まずはNPBの年棒ランキングです。上位20位までのランキングです。(金額は推定です。外国人選手は除く)
1. 菅野 智之(巨人) 6億5000万円
2. 柳田 悠岐(ソフトバンク) 5億7000万円
3. 坂本 勇人(巨人) 5億円
浅村 栄斗(楽天) 5億円
5. 丸 佳浩 (巨人) 4億5000万円
6. 山田 哲人(ヤクルト) 4億3000万円
7. 筒香 嘉智(DeNA) 4億円
鳥谷 敬 (阪神) 4億円
内川 聖一(ソフトバンク) 4億円
松田 宣浩(ソフトバンク) 4億円
糸井 嘉男(阪神) 4億円
12. 青木 宣親(ヤクルト) 3億3000万円
13. 岸 孝之 (楽天) 3億円
増井 浩俊(オリックス) 3億円
陽 岱鋼 (巨人) 3億円
16. 中村 剛也(西武) 2億8000万円
中田 翔 (日本ハム) 2億8000万円
森 唯斗 (ソフトバンク) 2億8000万円
19. 今宮 健太(ソフトバンク) 2億6000万円
20. 則本 昂大(楽天) 2億5000万円
山崎 康晃(DeNA) 2億5000万円
西 勇輝 (阪神) 2億5000万円
宮西 尚生(日本ハム) 2億5000万円
1位は巨人の菅野智之投手。いまや日本を代表する投手といっていいと思います。プロ入りしてからこれまでの防御率も2.17と抜群の安定感を誇ります。2位はソフトバンクの柳田悠岐選手。今季は2度目となる3割5分越えの打率をマーク。NPBの打者の中で最も三冠王に近い打者と言えます。3位には巨人の主将でもある坂本勇人選手がランクイン。そして今オフに西武からFAで楽天に移籍して大型契約を結んだ浅村栄斗選手が並んで3位となりました。
5位は2年連続セ・リーグMVPでこちらもFAで広島から巨人に移籍した丸佳浩選手。6位には今季3度目のトリプル・スリーをマークしたヤクルトの山田哲人選手がランクインです。7位以下も球界の顔といえる選手がズラリと並びます。球団別に見ていくと、2年連続日本一のソフトバンクが5人をランクインさせています。2位は巨人の4人、3位は阪神と楽天で3人となっています。
続いて年棒が今オフ大幅に上がった選手を見ていきます。アップ率トップ5は次の通りです。
1. 岡本 和真(巨人) 1200万円→8000万円 567%アップ
2. 岩本 輝 (オリックス) 200万円→1200万円 500%アップ
3. 松坂 大輔(中日) 1500万円→8000万円 433%アップ
4. 山本 由伸(オリックス) 800万円→4000万円 400%アップ
5. 加治屋 蓮(ソフトバンク) 1000万円→4800万円 380%アップ
今季レギュラーを獲得し、大ブレイクを果たした巨人の若き4番岡本和真選手が今季一番のアップ率でした。今季は3割30本塁打100打点をマークし、巨人にとっては久々の生え抜きの大砲が現れました。2位の岩本投手は独立リーグから今季途中にオリックスに入団。途中入団の為今季の年棒はわずか200万でしたが、今季終盤には1軍に昇格し中継ぎとして活躍。今オフで1000万円を越える年棒を勝ち取りました。3位は松坂大輔投手。ソフトバンクを昨オフ戦力外となり、中日にテスト入団して年棒は大幅ダウンの1500万となりました。しかし、今季は復活を遂げ6勝をマーク。400%を越えるアップを勝ち取りました。4位の山本由伸投手と5位の加治屋蓮投手は今季セットアッパーとしてブレイク。新人王を争う活躍を見せました。
活躍すれば大幅アップを勝ち取ることが出来ますが、期待を裏切れば大幅ダウンもしくは戦力外通告が待っているのもこの世界です。今オフも和田毅投手や金子弌大投手、中島宏之選手や今井年晶選手らが大幅な減棒を提示されたり、摂津正投手や西岡剛選手のように戦力外となった選手がでました。現在高年棒を貰っている選手も成績が下降線を辿ればあっという間に同じ立場に立たされます。特に近年はその傾向が強くなっています。それだけ厳しい世界だといえるでしょう。
菅野投手の来季の年棒はかつての佐々木主浩氏と並ぶNPB日本人史上最高年棒となりました。来季の活躍次第ではこの記録の更新が期待できます。かつてこの記録に届きそうな選手達はいましたが、最高額を更新する前にMLBに移籍していきました。佐々木氏にしてもMLBからNPBに復帰して手にした年棒でした。菅野投手がこのままMLBに移籍しなければ夢の年棒10億円も実現するかもしれません。果たして今後年棒10億円に到達する選手が出現するのか楽しみにしたいと思います。今回の記事はここまでとしたいと思います。