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アジアカップ 対ウズベキスタン代表戦
category: サッカー | author: GT−40X
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    JUGEMテーマ:日本代表

     

     既に決勝トーナメント進出は決定していますが、グループリーグ最終戦は現在首位のウズベキスタン代表との試合。決勝トーナメントの1回戦の対戦相手や日程のこともあるので、決して消化試合というわけではない重要な戦いとなりました。

     それでは、試合前の状況を少しまとめておきます。日本はこの試合に勝てばグループFの首位となります。引き分け以下であれば日本はグループ2位での通過となります。

     

     グループF首位であれば対戦相手はグループEの2位のチームと対戦。この時点ではグループEの1,2位であるカタールとサウジアラビアの最終戦直接対決の敗者と戦うことになります。2位であればグループBの2位との対戦となります。この時点でグループBは全試合終わっており、2位はオーストラリアとなっています。

     

     更に日程が問題となります。どちらも試合は1/21となりますが、首位であれば対戦チームも同じ中2日の対戦となります。それに対し、2位になればこちらが中2日に対し、オーストラリアは中5日と休養十分の状態で待ち構えています。対戦相手がオーストラリアであることも考えると、もう一方の敵も強敵にはかわりないですが出来れば首位通過したほうがまだましだと考えられます。

     

     そのような状況下で臨む試合となりましたが、森保監督は主力の体力温存のために大幅にメンバーを入れ替え。GKにシュミット・ダニエル選手、DFはCBは槙野選手と三浦選手のコンビに左SBは佐々木選手、右SBに室屋選手。MFは青山選手と塩谷選手のダブルボランチに左MFに乾選手、右MFに伊東選手、トップ下に北川選手。FWは武藤選手のワントップという布陣で臨みました。

     

     森保監督就任後、乾選手と塩谷選手は代表戦初出場で武藤選手は初スタメンとなりました。このアジアカップで緊急招集された3人がどの程度チームにフィットしているかが注目されます。

     

     ウズベキスタンもトルクメニスタン戦からメンバーを5人入れ替えて試合に臨みます。試合はウズベキスタンはしっかりと守備のブロックを築いてカウンター狙い。対する日本はサイドから切り崩しを図ります。どちらも得点できないまま時間は経過。前半35分に北川選手の振り向きざまの強烈なシュートも相手GKの好セーブにあい得点ならず。

     

     すると、前半40分にウズベキスタンのハムダモフ選手のスルーパスからショムロドフ選手が抜け出し、槙野選手の背後を取られます。カバーに戻った三浦選手もかわされ、右足アウトサイドのシュートは見事に日本ゴールに突き刺さり日本は先制点を奪われてしまいます。

     

     カウンターからの嫌な失点でしたが、直後の前半43分に右サイド深く抜け出した室屋選手がペナルティエリア中央にクロスを上げると、それに合わせた武藤選手のヘディングシュートが決まりすぐさま同点に。前半はこのまま終了し、1−1で後半へと折り返します。

     

     後半に入りどちらも首位通過を狙う為に得点を狙いにいきます。日本もサイドからチャンスをつくりますが、シュートは相手の守備に阻まれ得点できません。そして後半13分、室屋選手のクロスのこぼれ球に反応した塩谷選手がペナルティエリア手前から左足でミドルシュート。見事な弾道で相手ゴールに吸い込まれるスーパーゴールとなり勝ち越しに成功しました。

     

     ウズベキスタンもその後反撃しますが日本もよく守り得点を与えません。後半41分にハシモフ選手の強烈なミドルシュートが日本ゴールを襲いますがダニエル選手が好セーブで防ぎます。

     

     森保監督は終盤、攻撃の選手に代えて守備の強い遠藤選手や冨安選手を投入して最後まで守りきり2−1で勝利。ウズベキスタンとの直接対決を制してグループリーグ首位通過を決めました。

     

     同点ゴールの武藤選手や勝ち越しゴールを決め、守備でも光っていた塩谷選手など収穫は多かった試合となりました。これまで出番の少なかった選手に試合を経験させてなおかつ勝利という結果を得たことは十分満足できる成果だと思います。失点の場面の対応など課題もありましたが、主力のほとんどを温存することが出来たのも決勝トーナメントに向けて大きな成果です。そして、今回出場した選手の中にいい働きを見せていた選手が何人かおり、今後の戦いのオプションとして使える目途が立ったのは大きいと思います。

     

     注目の対戦相手はカタールがサウジアラビアに勝利したことでサウジアラビアに決定しました。強敵ではありますが、勝てない相手ではありません。強敵のオーストラリアや韓国は違うブロックで決勝まであたりません。こちらのブロックの最大の強敵はイランとなると思います。順当であれば準決勝で激突することになりそうです。とはいえ決勝トーナメントに進出してきたチームはどのチームも強敵であることは間違いないので、決して油断は出来ません。優勝を目指して日本代表の健闘を期待したいと思います。今回の記事はここまでと致します。

     

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