2019.02.04 Monday/01:00 |
2019冬の移籍市場 日本人選手移籍情報 |
この冬に成立した日本人選手の欧州リーグ絡みの移籍は次の通りです。
・昌子 源
鹿島アントラーズ → トゥールーズ(フランス)
・板倉 滉
川崎フロンターレ → マンチェスター・シティ(イングランド)
→ フローニンゲン(オランダ)※レンタル
・権田 修一
サガン鳥栖 → ポルティモネンゼ(ポルトガル)
・森岡 亮太
アンデルレヒト(ベルギー) → シャルルロワ(ベルギー)※レンタル
・小久保玲央ブライアン
柏レイソル → ベンフィカ(ポルトガル)
・安西 海斗
柏レイソル → ブラガ(ポルトガル)
・伊東 純也
柏レイソル → ヘンク(ベルギー)※レンタル
・乾 貴士
ベティス(スペイン) → アラベス(スペイン)※レンタル
・香川 真司
ボルシア・ドルトムント(ドイツ) → ベシクタシュ(トルコ)※レンタル
・中島 翔哉
ポルティモネンゼ(ポルトガル) → アル・ドゥハイル(カタール)
※正式発表はまだです。
今回目立つのはこれからの成長が見込まれる若手選手達が欧州リーグの2番手グループに多く移籍していることです。欧州トップクラスのリーグではなく、その次のクラスのリーグのクラブが日本人選手獲得に積極的に動きました。この背景としては、中島翔哉選手や堂安律選手等の日本A代表未経験の選手を獲得し、彼等がチームの中心としてしっかり活躍したことがあったと思います。特にポルトガルリーグへの移籍が目立ちます。
また、所属先で十分な出番を得られなかった代表常連の選手が、出番を求めて新天地へと移籍していきました。乾貴士選手や香川選手はそれぞれ所属先で出番を得られず、プレー機会を求めて移籍を決断しました。今シーズンは不本意なシーズンとなっていますが、この移籍をキッカケとして再び輝きを取り戻すことが出来るかどうか注目したいと思います。
この間終わりましたアジアカップの決勝戦ではスターティングメンバーの全員が海外クラブ所属の選手でした。海外移籍がキャリアのステップアップにつながりますが、必ずしもキャリアの成功を意味することではないです。移籍して成功を収めるには選手としての能力は勿論ですが、運にも左右される部分があります。今回移籍した選手達には是非成功を掴み取ってほしいと思います。最近、日本人選手は移籍先で苦労することも多くなっています。現在欧州各地で奮闘中の選手達も頑張ってほしいところです。今回の記事はここまでと致します。