2019.03.06 Wednesday/05:04 |
清宮選手 骨折で戦線離脱 他 |
清宮幸太郎選手 骨折で開幕アウト
北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎選手が2/3のDeNAとのオープン戦の9回の第4打席で、スイングした際に右手首を痛め途中交代するアクシデントがありました。
翌日の診断結果は右手首有鉤骨の骨折で2/5に手術を行いました。このことにより侍ジャパンの試合に出場予定でしたが辞退することになり、開幕も絶望的となりました。
秋季キャンプでも痛めていた箇所であり、シーズンの前半は棒に振ることになると思われます。オープン戦もこれまで好調であっただけに非常に残念ではありますが、将来のこともあるので焦らずしっかりと直すことに専念してほしいと思います。
ZOZOマリンスタジアム ホームランラグーン新設
千葉ロッテマリーンズは本拠地であるZOZOタウンマリンスタジアムの改修工事が終了したことを発表しました。
グループ席となる「ダッグアウトボックス」、1、3塁側のグラウンドにせり出す位置に設置された「サブマリンシート」。そして今回の改修の大きな目玉は「ホームランラグーン」と呼ばれるゾーンを外野に新設したことです。
外野グラウンドにせり出す形で設置され、外野フェンスは場所により4メートル程前になりました。同時にフェンスも低くして外野席からの視界を良くして観戦しやすくなるようにしました。
ファウルゾーンが狭くなり、外野フェンスが前に出てフェンスも低くなりましたので、かなり打者有利な球場となります。特にホームランの増加が見込まれる今回の改装の仕様となりました。
近年、楽天生命パーク宮城やヤフオク!ドームで外野を狭くしてフェンスを低くする改修が行われましたが、今度はZOZOマリンスタジアムでもその流れに続きました。投手にとっては本塁打増加で受難の時代となりそうですが、打者にとっては本塁打増加で喜ぶべき改修と言えそうです。この改修がチーム成績にどのような影響を及ぼすか注目されます。
広島 抽選券配布打ち切り騒動
2/25に広島東洋カープの本拠地・マツダスタジアムにて公式戦チケットの抽選券の配布されるということで、推定5万人のファンが殺到し、周辺で大混乱が起きる事態となりました。
近年、広島のチケットが入手困難となっており、昨年までは先着順となっていた為、テントでの場所取りや順番を巡るトラブル、転売等の問題が発生しており、今年からチケット購入整理券を得る為の抽選券を配布する方式に変更しました。
しかし、その抽選券を得るために球団の想定をはるかに上回る人数のファンが殺到。予定を早め9時半から配布を開始しましたが、周辺交通が麻痺し鉄道の運行にも影響が出る事態となった為、11時で抽選券の配布を途中で打ち切りました。
事前に11時までに訪れたファンに全員抽選券を配布すると発表していましたが11時で配布が打ち切られたために、手に入れられなかったファンが納得できずに球団職員に抗議の為詰め寄る場面がみられました。
人気球団ゆえのトラブルともいえますが、球団の想定の甘さが招いた事態でもあります。今回の事態を反省して来季以降の配布方法等の対策を立ててほしいと思います。
中日 岩瀬投手&荒木選手引退試合
長年中日ドラゴンズを引っ張り黄金時代の立役者となった岩瀬仁紀氏と荒木雅博2軍内野守備走塁コーチの引退試合が2/2、3とナゴヤドームのオープン戦で開催されました。
昨季限りで引退した両氏はこの日のために育成選手登録をし、試合に出場。最後の勇姿をファンの前に見せました。岩瀬投手は2/2の試合に先発でロッテの井上選手と対戦し見事三振を奪い最後の登板を終えました。2/3には荒木選手が2番・DHで出場。最後の打席はサードゴロで終えました。そしてそれぞれ試合後に引退セレモニーが行われました。
これで黄金時代の中心選手はほぼ引退したことになります。現在のチームでその時の主力だった選手は大島選手と平田選手らわずかとなります。近年は低迷が続く中日ドラゴンズですが与田新監督の下でかつての強さを取り戻すことができるでしょうか。若手選手はこの偉大な二人の選手から受け継いだものを活かして奮起してほしいものです。
またソフトバンクでは2/2にかつてのエースで昨季で引退した摂津正投手の引退セレモニーがヤフオク!ドームで行われファンに最後の別れを告げました。試合前にセレモニアルピッチで最後のユニフォーム姿を披露。見事外角低めにストレートを投げ込み最後の投球を終えました。
オープン戦が始まり、若手選手にとっては開幕1軍入りを目指す上で大きなアピールの場となります。また、今季入団のルーキーも広島の小園選手をはじめ活躍を見せています。1軍生き残りをかけたサバイバルレースに勝ち抜いて誰が見事1軍の切符を得ることができるのか注目していきたいと思います。今回の記事はここまでと致します。