2019.05.18 Saturday/02:29 |
NPB 2019.5/17 最近のトピックス |
それでは5/17時点の両リーグの順位表です。
セントラル・リーグ順位表
順位 | チーム名 | 勝率 | 勝 | 負 | 分 | ゲーム差 |
1 | 巨人 | .579 | 22 | 16 | 1 | − |
2 | 広島 | .550 | 22 | 18 | 1 | 1.0 |
3 | ヤクルト | .525 | 21 | 19 | 2 | 2.0 |
3 | 阪神 | .525 | 21 | 19 | 2 | 2.0 |
5 | 中日 | .450 | 18 |
22 |
0 | 5.0 |
6 | DeNA | .375 | 15 | 25 | 0 |
8.0 |
パシフィック・リーグ順位表
順位 | チーム名 | 勝率 | 勝 | 負 | 分 | ゲーム差 |
1 |
ソフトバンク |
.564 | 22 | 17 | 2 | ー |
2 | 日本ハム | .526 | 20 | 18 | 2 | 1.5 |
2 | ロッテ | .526 | 20 | 18 | 1 |
1.5 |
4 | 西武 | .487 | 19 | 20 | 1 | 3.0 |
4 | 楽天 | .487 |
19 |
20 | 1 | 3.0 |
6 | オリックス | .405 | 15 | 22 | 3 |
6.0 |
セ・リーグは巨人が首位に立っていますが、遂に大本命の広島が1ゲーム差の2位まで浮上してきました。ヤクルトと阪神も僅差で続いて混戦となりつつあります。中日とDeNAがやや置いていかれつつあります。ペナントレースをもっと盛り上げる為にもこの2チームの奮起を期待したいと思います。
パ・リーグは独走態勢に入るかと思われたソフトバンクがまさかの失速で貯金を減らし、2位以下のチームに差を詰められてしまいました。ロッテが浮上してきて同率2位に浮上。2位4位グループは団子状態で最下位オリックスが引き離されつつあります。得点力の低さを改善して浮上を図りたいところです。
それでは最近のNPBの話題を振り返っていきます。
松坂大輔投手にペナルティ
中日ドラゴンズは練習日にゴルフをしていたことが発覚した松坂大輔投手に対し、ペナルティを課したことを5/16に明かしました。
松坂投手は関東圏での医療施設で治療をするために、球団に許可をとって練習を欠席していました。しかし練習日にゴルフに言っていたことが発覚し、規律違反ということで今回の処分となりました。松坂投手も反省しているとのことです。
治療を行った上でゴルフを行っていたのであれば、肩に影響がなければ体を動かすことにもなるし気分転換にもなるのでいいのではとも思わなくもないですが、日本においては印象的に良くない受け取られ方をするのも間違いないところです。松阪投手もそのあたりをしっかり考慮するべきだったと思います。
5/14には捕手を座らせてブルペンでの投球を再開するなど復帰を目指している時なので、今回の出来事にがっかりしたファンもいるのではないでしょうか。松坂投手には早く復帰して活躍して今回の汚名を払拭するよう奮起を期待したいと思います。
ロペス選手 連続守備機会無失策のNPB記録更新
横浜DeNAベイスターズのロペス選手が5/16の中日戦で、一塁手の連続守備機会無失策記録を51年ぶりに更新する1517連続守備機会無失策をマークしました。これは現在も記録更新継続中です。
一塁手は内野手の送球を受ける機会が多く、1試合における守備機会が非常に多いポジションです。それゆえに堅実な守備が求められます。打撃での貢献が目立つロペス選手ですが、このように守っても堅実な守備でチームに大きく貢献していることがわかります。この記録がどこまで伸びるのか大いに注目していきたいと思います。
菅野投手の異変 本塁打配給王に
2年連続で沢村賞を受賞しNPBを代表する投手である菅野智之投手ですが、今季はこれまで5勝をあげているもののその内容には異変が感じられます。
これまで今季の菅野投手が浴びた本塁打は両リーグ最多の13本。大量失点で炎上する試合も目立っています。昨季までの通算防御率2.17を誇り抜群の安定感を誇る右腕が、今季は防御率4.36となっています。4/25のヤクルト戦では3本のホームランで7失点、そして5/15の阪神戦では4本のホームランを浴びてまさかの10失点となってしまいました。
菅野投手に何が起きているのでしょうか。この時点で例年の被本塁打数と同じぐらいの本塁打を浴びているのは気がかりです。対戦相手の研究の成果か、菅野投手の不調から来るものなのか非常に気になります。果たして菅野投手はこの不振から脱出することが出来るのか注目していきたいところです。
3〜4月のプロ野球月間MVP発表
5/15に今季のセ・パ両リーグの3月4月の月間MVPが発表されました。
セ・リーグは投手部門は無傷の4連勝の山口俊投手(巨人)が受賞。野手部門では打率.350、35安打と大暴れの坂本勇人選手(巨人)が受賞。どちらも好調の巨人からの選出となりました。
パ・リーグは投手部門は防御率0.51で無傷の4勝をマークした有原航平投手(日本ハム)が受賞。打者では11本塁打、31打点をマークした山川穂高選手(西武)が受賞。山川選手は昨季の9、10月の月間MVPも受賞しており、シーズンを跨いで2ヶ月連続の受賞となりました。
清宮幸太郎選手 故障から実戦復帰
3月3日のオープン戦で右手有鉤骨を骨折し戦線離脱していた北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎選手が5/14のイースタンリーグでのロッテ戦で実戦復帰を果たしました。この試合では無安打に終わりましたが翌日の試合で復帰初安打をマーク。1軍復帰へここまで順調にきているようです。順調に行けば5月中にも1軍昇格があるのではと見られています。
今季は2年目の飛躍を期待されていましたが、オープン戦での負傷で開幕に間に合わず出遅れることになってしまいました。しかし、シーズンはまだまだこれからです。セ・リーグでは同学年の村上宗隆選手が早くも二桁本塁打をマークするなど活躍を見せています。同じ左打者の将来を嘱望される長距離砲として気になる存在だと思います。清宮選手は早く復帰を果たして村上選手に負けない活躍を期待したいと思います。
昨季の同時期はセが広島、パは西武が首位を快走していましたが、今季は両リーグとも混戦模様で昨季と様相が違ってきています。セは広島の序盤のもたつきがあり、パはソフトバンクの故障者の続出とここ最近の失速があって混戦となっています。6月からは交流戦も始まります。それまでに各チーム少しでもいい位置で交流戦を迎えたいところです。今回の記事はここまでと致します。