2019.06.13 Thursday/01:27 |
2019 MLB 大谷選手 菊池投手&前田投手と対決 |
大谷翔平選手VS菊池雄星投手
同じ花巻東高校出身の先輩後輩対決として注目されたロサンゼルス・エンゼルスの大谷選手とシアトル・マリナーズの菊池雄星投手の対決。前回の機会では大谷選手が出場しなかった為実現しませんでしたが、6/8のエンゼルスタジアムでのエンゼルス対マリナーズ戦で遂に実現しました。
まずは第1打席、大谷選手が菊池投手のスライダーを引っ掛けてしまいますがセカンド内野安打となり出塁。その後菊池投手は2本のタイムリーで3点を失います。2回の第2打席は菊池投手がファーストゴロに打ち取りました。
菊池投手はその後も不安定な投球で走者を背負う投球が続きます。エンゼルスが3−2と1点リードの4回表、先頭のラステラ選手と続くトラウト選手に連続本塁打を浴びて迎えた大谷選手の第3打席、菊池投手の初球のカーブをとらえて左中間スタンドへの第6号本塁打を放ち、3者連続本塁打とします。菊池投手はこの回1死1,2塁となったところで降板。後続の投手が1点を失い、この回4失点となってしまいました。
大谷選手はこの後第4打席にタイムリー二塁打を放ってこの試合3安打として猛打賞。三塁打が出ればサイクルヒットでしたが第5打席はファーストゴロでサイクルならず。しかし、エンゼルスは12−3と大勝し、その勝利に大きく貢献しました。一方の菊池投手は3回1/3を9安打7失点で3戦連続の4回KOとなり4敗目を喫しました。
大谷翔平選手VS前田健太投手
先日の菊池投手との対戦から3日後の6/11に、今度はロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手と大谷選手の対戦が実現しました。
昨年の7/6にMLBでの初対決が実現し、その時は三振とショートフライで前田投手に軍配が上がりました。エンゼルスの本拠地で行われたこの対戦は第1打席、前田投手のフルカウントからのスライダーを完璧に捉え、右中間に豪快に放り込む7号先制ホームランとなりました。前田投手はこれをキッカケに崩れてその後2死四球でランナーを出すと、タイムリーを浴びたあと3ランホームランを浴びて5失点となってしまいます。
第2打席は前田投手がチェンジアップで三振に切ってとりました。前田投手は2回以降は立ち直り5回1死の大谷選手の打席のところで降板となります。大谷選手は第4打席にライト前ヒットを放って今季10度目のマルチヒット達成。その後今季初盗塁を成功
させます。試合はエンゼルスが初回の5点を守りぬき5−3で勝利。前田投手は4回1/3を3安打5失点で今季3敗目を喫しました。
ダルビッシュ有投手(シカゴ・カブス)
7試合連続勝敗付かず、勝ち星から遠ざかっているダルビッシュ投手ですが、6/10の敵地でのロッキーズ戦に先発登板しました。
1回2回は無失点でまずまずの立ち上がりを見せます。しかし3回表に味方の3発のホームランで4点の援護を貰った直後の3回裏に、ブラックモン選手とアレナド選手にそれぞれ2ランを浴びて同点とされてしまいます。
4回5回とランナーを許しますが無失点で切り抜け、同点の6回を三者凡退で終えたところで降板となりました。味方は5−6で敗戦し、ダルビッシュ投手はまたしても勝敗つかず。8戦連続勝敗付かずとなりました。6回を投げ3安打4失点。返す返すも3回の投球が悔やまれる結果となりました。
田中将大投手(ニューヨーク・ヤンキース)
田中投手は夫人の出産に立ち会う為一時チームを離脱しました。無事第2子が生まれその後チームに復帰し、本拠地で行われた6/11のメッツとのサブウェイシリーズのダブルヘッダーの第1試合に先発登板しました。
1回2回は三者凡退で片付け上々の立ち上がり。しかし1点リードの3回に味方の失策も絡んで無死1、3塁のピンチを招くと、タイムリー内野安打で同点にされ、更にマクニール選手に3ランを浴びてリードを許してしまいます。
しかし味方が4回裏に5点を取って逆転すると、田中投手は6回に1点は失いますが、7回2死までリードを守り勝ち投手の権利を持って降板します。チームは12-5で勝利し、田中投手は今季4勝目をあげました。6回2/3を7安打5失点と納得いく内容ではありませんでしたが、久々の勝ち星を得ることができました。
アリゾナ・ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手は、6/8の敵地でのブルージェイズ戦に7回1死3塁の場面で登板。2者連続三振でピンチを見事に切り抜け、チームはこのまま6−0で完封勝ち。平野投手はこれで3戦連続無失点となりました。今回の日本人メジャー対決はいずれも大谷選手に軍配が上がりました。しかし今回は打たれてしまった菊池投手と前田投手ですが、次の対戦の機会では大谷選手を抑えて意地を見せてほしいと思います。今回の記事はここまでと致します。