2019.07.14 Sunday/00:56 |
マイナビオールスターゲーム2019 |
JUGEMテーマ:プロ野球全般
7/12、13にNPBのマイナビオールスターゲーム2019が開催されました。今回はその模様を振り返っていきたいと思います。
※先日の記事で紹介した出場選手の中で石山泰稚投手(ヤクルト)が故障の為出場辞退。代わりにマクガフ投手(ヤクルト)が代替出場することになりました。
本題に入るその前に7/11に行われたフレッシュオールスターゲームの話題に触れたいと思います。
球界の未来を担う次世代の若手選手が出場するフレッシュオールスターゲームが7/11に楽天生命パークで行われました。試合には昨年のドラフトで注目を浴びた高校BIG4と呼ばれた選手達も出場しそれぞれ持ち味を発揮しました。試合はウエスタン・リーグがイースタン・リーグに5−1で勝利。梅津晃大投手(中日)と中村稔弥投手(ロッテ)が優秀選手賞、イースタン先発の吉田輝星投手から先頭打者本塁打を放ち、マルチヒットをマークした小園海斗選手が最優秀選手賞に選ばれました。今回の試合に出場した選手の中から将来球界を背負う選手が出てきてほしいと思います。
それでは本題のオールスターゲームについて振り返っていきます。
まずは試合前に行われる恒例のホームランダービーです。第1戦前の1回戦は坂本勇人選手(巨人)がレアード選手(ロッテ)を、吉田正尚選手(オリックス)が村上宗隆選手(ヤクルト)を降して準決勝へ。準決勝は吉田選手が4スイング4本塁打で3本塁打の坂本選手を下し決勝進出を決めました。
そして第2戦前の1回戦では筒香嘉智選手(DeNA)が山川穂高選手(西武)を延長の末に破り準決勝へ。もう一方の対戦は鈴木誠也選手(広島)が森友哉選手(西武)を降して準決勝進出。準決勝では鈴木選手が筒香選手を破り決勝進出を決めました。
そして決勝戦では先攻の吉田選手が3本に対し、鈴木選手が4本を放ちホームランダービー初優勝を果し賞金100万円をゲットしました。
・第1戦(7/12 東京ドーム)
セ・リーグ 3−6 パ・リーグ
先発投手はセが大瀬良大地投手(広島)、パが千賀滉大投手で始まりました。先制したのはパ・リーグ。2回表に森友哉選手(西武)が2ランホームランをライトスタンドに叩き込みます。セ・リーグも4回裏に無死1、3塁のチャンスをつくり筒香嘉智選手(DeNA)の内野安打で1点を返します。パは6回表に浅村栄斗選手(楽天)と山川穂高選手(西武)の連続ホームランで2点を加え突き放します。更に9回に荻野貴司選手のタイムリー等で2点を加え勝負を決めます。9回裏には大腸がんから復活した原口文仁選手の代打2ランホームランが出ましたが反撃もここまで。6−3でパ・リーグが勝利しました。MVPには先制の2ランを含む3打点をあげた森選手が選ばれました。
・第2戦(7/13 甲子園球場)
セ・リーグ 11−3 パ・リーグ
先発投手はセが菅野智之投手(巨人)、パが山岡泰輔投手(オリックス)。1回裏にセがいきなり先制します。ルーキーの近本光司選手の先頭打者本塁打等で2点を先制すると、2回裏に原口選手の2試合連続弾と梅野隆太郎選手(阪神)の本塁打と阪神勢の連続本塁打に始まり、高橋周平選手のタイムリー、筒香選手の3ランと打者一巡の猛攻で6点を奪います。パも3回表に西川遥輝選手のタイムリーと吉田正尚選手が2ランホームランを放ち3点を返し反撃しますが、3回裏に高橋選手のタイムリー、4回裏に鈴木誠也選手のホームランで再び突き放します。7回裏には近本選手がタイムリー三塁打を放ち1点を加えます。近本選手はこの三塁打で史上二人目となるオールスターでのサイクルヒットを達成しました。更に1試合5安打としてこれも史上二人目の快挙となりました。試合はこのまま11−3でセがパを降しオールスターでの連敗を5で止めました。MVPはサイクル安打の近本選手が獲得しました。
夢の球宴が終わり、7/15にペナントレースが再開されます。セは巨人、パはソフトバンクが独走態勢を築きつつありますが、後半戦はその他10球団の奮闘でペナント争いが盛り上がることを期待したいと思います。勿論首位を走る2チームもこのまま優勝を目指して頑張ってほしいと思っています。今回の記事はここまでと致します。